ベルリンで開催中のSuperbooth 2019で、Korg Minilogue XDやNu、BehringerによるYamaha CS-80のクローンや、ElektronのDigitone Keysや、NovationのSummitが話題になっています。
そんな中、YamahaのブースではSteinbergの Retrologue がハードウェアとして展示されているらしく。
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- SUPERBOOTH19: Elektron、新製品「Digitone Keys」を発表…… 待望のキーボード内蔵Digitoneがデビュー – ICON
- Behringer DS-80 Synthesizer Announced, Clone Of The Yamaha CS-80
- Superbooth 2019: Korg Nu:Tekt DIY Digital Progammable Synthesizer kit – gearnews.com
- Novation’s super synth for Superbooth leaks: 16-voice Summit – CDM Create Digital Music
- Superbooth 2019: Steinberg’s Retrologue 2 plugin just got turned into a hardware synth | MusicRadar
- Hardware VST? Steinberg Retrologue plug-in gets physical version – CDM Create Digital Music
- Mind Music Labs Transforms Retrologue 2 In A Hardware Synth
- Superbooth 2019: Steinberg Retrologue Hardware Synth
- SUPERBOOTH19: Steinberg のソフト・シンセ Retrologueが遂にハードウェア化、デスクトップ・モデルとして登場 – ICON
- Steinberg Retrologue Hardware Synth Debuts At Superbooth 2019 – Synthtopia
Retrologueって、さまざまなDAW純正のシンセの中で最もオーソドックスといっていいかもしんない。
「ああ、たしかに昔ながらのシンセサイザーってこういう姿をしておる」というまんまの出で立ちで、悪く言えばシンセ初心者の心を折るに充分、シンセ常連には追憶掻き立てるUI。
といっても、ICONも伝えるように現時点では「VSTがソフトウェアのみならずハードウェアの世界でも通用する」を証明する参考出品であり、スウェーデンのMind Music LabとSteinbergの協力下で実現した代物らしい。
この技術がゆくゆくどういうものに実装されていくかは、ひとまず今回のSuperboothでオーディエンスの反応を見てってことになるのかなと思います。
ソフトVSハードの競争みたいな状況続いてましたが、それぞれの長所を活かしてどう連携するか、より具体的な例を提示する頃合いに至ったのかなと思います。