GPU Audio SDK

エフェクトを中心に重い処理をGPUに担わせることで、より快適な制作を行えるようにするGPU Audio。クロスプラットフォームのサポートされたSDKが公開されました。
2年前の本格化以降は、Mach 1やVSL、SWAM、MNTRA Instrumentsとのコラボを通じ、いくらか目に触れたかと思います。
が、異色の技術の割に一般ユーザーの目に止まりづらいのか、それとも導入にあたって意外な問題があるのか、昨年1月以降あまり話題を見なくなってました。
AIの話題のほうが活気あったからかもですね。
それはともかくとして、3月末に公開されたSDKを使用したデモンストレーション動画が公開されています。
WindowsのREAPER上でNeural Amp Modeler(これはSDKを使用したデモ)を差したトラックを104個まで増やしてもCPUへの負荷なく快適に再生されています。
コンボリューションリバーブや、多くのパラメーターが導入される物理モデリング、歌唱合成なんかもそうかな、幅広い活用が期待されます。