GForce “MAP”

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GForce “MAP”

GForceから新しい切り口のシンセ的な触れ込みで新作がリリースされたみたい。
いわく、70年代の西海岸的なエクスペリメンタリズムに触発され、FMとウェーブシェイピングを備えたトリプルオシレータ構成、デュアルフィルター、MPE対応、XYパッドベースの生成型ポリフォニックアルペジエイター…とのことで、要点だけでは今ひとつよくわからない。

スタンドアローン、AU、AAX、VST2、VST3と動作環境は充実してますね。価格£99.99(イントロ価格£49.99)。

おそらく最大のコンセプトとしてはサウンドに動きを持っていること。
Spitfire Audioなんかもけっこう前から「Evolving」というワードをよく掲げるようになっていて、各社、動きのある音色や落ち着かない音に対して意識を向けている気配が感じられます。グラニュラーが注目されたのもそういう流れなのかなあ、知らんけど。
かつてのFM8やMassive等で見られるMSEG(マルチセグメントEG)も、面白い提案でありました。

ソフトウェアの発する音からデジタル感を少しでも取り除きたい、その一方で平坦な音の魅力にも抗いがたいってのは私自身もここ数年ずっと迷走しているところです。