Genesis Pro のMac対応は2.0以降

Ummet Ozcanによる低価格の優秀なシンセ Genesis Pro 。

Windows専用として3月にリリースされたのですが、今日12/1のメールニュースで1.0.3へのアップデートが伝えられると同時に、次のように案内がありました。

Native 64ビット、Mac版について多くの方が待ち望んでくれていて、実現に向けて鋭意取り組んでいるところではありますが、Genesis Proの全てのモジュールを再構築したり置き換えたりするのはかなり時間を要するタスクであり、それゆえ見通しを立てられません。Genesis Pro 2.0はその複雑さもあって長期のプロジェクトとなりますが、優先事項として進めています。この新バージョンはNative 64ビット、Macへの対応、それからクオリティ、パフォーマンス、CPU/RAM効率といったあらゆる面で格段に進化する予定です。
プロジェクトが進展し次第、さらなる情報をお伝えします。ベータ版に至った段階で全てのカスタマーにお知らせします。

このほか、Oz Softとしてまた別のプラグインソフトを開発中で、それは64bitおよびMacにも対応したソフトになる予定であり、Genesis Pro 2.0を開発する間にリリースされそうです。

ということで、明確にいつ頃とは言えないけれども本格的に64bit対応とMac対応にGoサインが灯ったと言えそうです。その間、別プラグインを開発しつつ64bit対応とMac対応の具合を掴んでいくのかもと捉えました。
一般にこうした対応にどのくらい期間が費やされるかというと、メーカーによって本当にバラバラで、1年以上かかるとこもあれば、わずか数ヶ月でやり遂げるところもありますし、場合によっちゃ途中でギブアップするところもあります。
なので、Macユーザーとしては過度の期待はしないほうがいいのかなと思った次第。