Finale開発終了、Doricoへ
楽譜作成ソフトとしてはおそらく随一の知名度と思われるFinaleが、その開発とサポートを停止し、40年に及ぶ歴史を終えると告知されました。
単純にいえば、長大化したコードを継続的に扱う体力が不足しているとのこと。
今後も使用を続けることは可能ですが、2025年8月以降、新しいデバイスでの認証が不可能になり(ということはPCがクラッシュした場合の復旧も難しくなる可能性がある)、サポートが終了します。
そこでこれまでのユーザーはSteinbergのDoricoにクロスグレード割引を使用して移行するよう推奨されています。
- FAQ | Steinberg(日本語)
乗り換えに際しては、インターフェースなど勝手の違いや用語の違いなど障壁が少々多いと思われます。機能比較の詳細については上記FAQページ(日本語)をお読みください。
動画チュートリアルは古いDoricoのものしか見当たりませんでしたが、文章化された日本語ヘルプがしっかり用意されているため、そこまで心配は要らないのではないかと思われます。
音源面など、自由度が上がることで操作の快適さに影響が出ないかは、やはり気になるところですね。