賛否両論ありそうですが、インコや九官鳥を遥かに凌ぐモノマネ力で知られるコトドリ( Lyrebird )を飼ってみてはどう?という記事。もちろん、生き物として大事に大事に飼ってくれ、と最後に記されています。
さまざまに効果音を新しく生成するソフトウェアは開発されているものの、労力のわりに成功率が低い現実はたしかにあります。
実在しない龍のその咆哮を作り出すために犬の唸り声をぐんとピッチを下げてみると、巨体の鳴りを実現できても高域が削れてかえって迫力が失われてしまうとか。
ならばそれに備えてハイレートで犬の唸り声を収録しておけばよかったとも思ってしまいます。
実在の野生動物の声をミューテートして、ピッチを下げた犬の声に反映してみるなんつっても機械的な音声になってしまったりとか。
記録済みの音声を劣化させる処置は基本的に多く、常に画期的な技術を待ってる面があると思います。
コトドリというのは、TVで自然番組を見るのが好きな方はきっと知ってるはず。
動画の40秒辺りで鳴き始め、カメラのシャッター音、フィルム巻き上げ音、車のアラーム、遠くに響くチェーンソーの音などをとんでもない再現度で鳴き真似します。
ポイントはそれなりに再現結果に揺らぎがあること。
元記事を書かれた方は実際にコトドリを飼って音を教え込んで、仕事に用いてみたら抜群の成果だったとのことで、あくまでもきちんと飼育してくださる方を相手にビジネス化することを考えておられるようです。