Tracktion “F.’em” – 11オペのFMシンセ

これといって新しい話題ないなあとお仕事にいそしんでいる間に1週間近く日記更新無いまま過ごしてました(古い記事への追記はひっそり行っていたりするのですが)。
そして藪から棒に11オペのシンセ F.’em が登場。

すごく率直に言って、やっぱ4オペ6オペくらいで既に破壊的な音になる印象があるので、11オペにやり過ぎ感を感じずにはいられないのですが、音を聞くと11オペ…必要なときもあるか…という感じ。

あ、デモ版あるんですね、見逃してました。
これからちょっと試してみます。

追記

どうもプリセットのインストールがうまくいかないんで、ざっとだけ動作させてみて、少し重いかなあという印象。
うちのマシンがそろそろ古くなりつつある面を考慮に入れますが、いくつものインスタンスを立ち上げて鳴らすのはあんまり現実的じゃないかもしれません。頻繁にトラックフリーズをかけて曲作りに使っていくにしても、起動ドライブをSSDにしてるなら作業ドライブは外付けにしたほうがいいのかもしれません。

210601追記

プリセットを読めなかったのがOSのバージョンや手順の問題だったのだろうかと思っていたら、単に一時的な問題だったらしく、今は動作しています。
重さについては、改めて構造に目を通すと、これだけの仕組みが詰め込まれていたら仕方ないかと感じていて、ダブステ以降わりと一般的な感覚になってきた(らしい)シンセをシンセとして使うのでなく自由に再生音程の変えられるサンプラーとして使うなら別段障害でもないのかもというところです。こちらも考え方を変えていかないといけませんですね。

昨日記し損ねたこととして、Ableton Live純正のFMシンセ、Operatorに比肩するブリリアントなサードパーティー製FMシンセはいまだに少ない。負荷が増してしまうせいもあるんでしょうけど。
FM合成機能”も”備えたシンセはいくつもあるんだけどFeedbackがついてないとか、惜しいものは幾つかあるんですよね。その穴を埋めるものとしての可能性を僕自身は感じています。あとは操作性の話になってくるのかな、と。