Eventide “Physion Mk II”

50周年を迎えた Eventide 。その最近の製品の一つであるトランジェントエフェクター Fission がいつの間にか Physion と名を変え、バージョンアップして Physion Mk II に。

Eventide “Fission ( Physion ) “

初代リリース時に軽く紹介しましたね。
Physion Mk IIではインターフェースがややスッキリし、サイドチェインへの対応、エフェクトの追加とクオリティ改善、トランジェントとトーンの特性の分離、プリセットの拡充がなされています。
使いどこがやや漠然としていた初代ですが、積極的に使用したエンジニアさんたちの声を反映して重点を絞った感じがします。

基本的にはトランジェントによって区別される要素をミックスに面白く反映させる使い方になると思われ、バスセンドでややこしくなりそうな操作が一台でできるようになった、そう考えるのが理解しやすそうです。その意味でサイドチェインは使い手の腕を問われる重要な要素になりそう。

情報

  • Windows, macOS対応
  • AAX, VST, VST3, AU対応
  • 定価$179、イントロ価格$99、SplitEQからの正規のクロスグレード、アップグレード価格はEventideのアカウントページへのログイン後にチェック可能(Plugin Boutiqueでは値引き価格)。


ちなみにEventide の50年の歴史はTimelineページで辿ることができます。