チューブ要らずのTalkbox、ESX-1 がステキ

Talkboxはカッコいいサウンドである反面、あの口にくわえるチューブが煩わしい。
苦手な人は口に入れた瞬間にえずきますよね。

ElectroSpit ESX-1 Tubeless Talkbox At NAMM 2019

Synthtopiaで紹介されているのは、音楽プロデューサーでもあるBosko Kanteが作り上げた、骨伝導ヘッドフォンのような、コンタクトマイクの逆のような、外側から喉に直接振動を与えることでTalkboxと同じ効果を得る画期的な仕組み。
画期的とは書きましたが電気喉頭による発声と仕組みはほぼ一緒。

電気喉頭による発声

公式のサイトにはDavid Guetta, Teddy Rileyら名だたるメンツのコメントがまとめられている他、Skrillex, Bruno Marsらも使ったよとリストアップされています。

ElectroSpit ElectroSpit Tubeless Mobile Talkbox - ElectroSpit
ElectroSpit ElectroSpit Tubeless Mobile Talkbox – ElectroSpit

Synthtopiaで最初に上がっている動画だとリーク音も拾っちゃってて(デモとして歌ってるのは2pac feat Dr.Dre – California Love HD – YouTubeと、もう1つはChaka KhanのTell Me Something Goodかな…?)若干聞こえが悪いのですが、公式サイトの動画だとギターでも充分に響いているのがわかります。
今ひとまずESX-1なのでバージョンが進めばさらに使い勝手も精度が上がってくると思われます。

ビブラートやピッチベンドも可能な専用のアプリもついて、日本円で5万5千円ほどとそこそこのお値段のようです。

たぶん、「振動スピーカー」を使ってみてもいいのかなと。音漏れを防ぐようなDIY加工しとくとなおいいかも。