DTM関連情報 3/2

Chat GPT産、Martinic “Doctor Mix AI Synth”

Doctor Mix AI Synth
Doctor Mix AI Synth

独特な存在感を示すMartinicから、Chat GPTが作ったとするDoctor Mix AI Synthがフリーで配布されています。実際に試したわけではないのですが、このソフトを紹介する各誌の反応を見ると、使うとなるとイマイチなよう。
ソースが公開されているそうなので、何かの糧になりそうならば見てみるとよいのかも。

Doctor Mix AI Synth CLAP/VST2/AU synthesizer plugin. - GitHub - martinic/DrMixAISynth: Doctor Mix AI Synth CLAP/VST2/AU synthesizer plugin.

Cubase 12、ビッグセール開催中(〜3/28)

Cubase Sale 2023: Cubase 12 を特別価格で | Steinberg
Cubase Sale 2023: Cubase 12 を特別価格で | Steinberg

3/28まで、クロスグレードや新規購入、学生/教職員割引を含めた大規模なセール(文字通りビッグセール)が開催されるようです。
これから新生活を始める人にはよけいな出費を抑えたいところだと思うのですが、落ち着いた頃に定価で買うのと、懐痛いけど今買うのとでは、結果的に安い時期に買ったほうが総額が小さくなります。…などとわざわざ書くことでもないのですが、学校で教鞭揮ってた頃にはどうも長期的な出費額で判断する習慣がない人も多かったので一応書いておきますね。あと、始めるのが早いに越したことはないってのも付け加えておきましょう。
ちなみに、こうしてうちで知って買ってくれたからといって、自分には一円も入りません。

OSへの対応については、リンク先で対象製品をカートに入れると確認できます。Cubase 12になると現行OSはほぼカバーしていると聞きますが、念のため確認してくださいね。

うちもぼちぼちeLicenserを処分したいなあって思ってます。

🆓 ML Sound Lab. “MIKKO2”

MIKKO2 - ML Sound Lab
MIKKO2 – ML Sound Lab

アンプシミュが今日は2つ。はじめにフィンランドのML Sound Lab.のMIKKO2。IRデータ(デフォルトでは1種類)を読み込み、何本か用意されたマイクを自在にポジショニングすることができ、フリケンシーレスポンスがそのポジションにしたがってフレキシブルに変化します。もちろんマイクを複数設置することも。UIのわかりやすさ含めて、非常によく出来ていると思います。

ML Sound Lab's Amped Guitar Plugins deliver extremely authentic tube amp sounds to every guitarist from professionals and hobbyists. Try them for free and get a license.

各アンプのIRデータは(安くありませんが)38種類用意されていて選び放題(フルバージョンに含まれると思われる)。さすがに複数台設置とはいかないっぽいですが魅力的だと思います。これから各社のアンプシミュの標準的構成になってもいいくらいの完成度ですね。
なお、エフェクトは搭載されていません。

情報

  • Windows, macOS(Silicon対応)
  • AAX, AU, VST3, スタンドアローン
  • フルバージョンは定価€249、イントロ価格€199

Neural DSP “Mesa Boogie Mark IIC+ Suite”

Mesa Boogie Mark IIC+ Suite - Neural DSP
Mesa Boogie Mark IIC+ Suite – Neural DSP

そしてこちらは製品名通り、Mesa Boogieのアンプシミュ。アーティストシグニチャー含む数々のアンプシミュを、比較的手に入れやすい価格でリリースし続けるNeural DSPなので、信頼度は高いはず。
プリ/ポストエフェクター搭載、愛用するアーティストのプリセットが搭載されているのが大きなウリ。キャブシミュは、Rectifier Standard Slant 4×12、Traditional Slant 4×12、スタックHorizontal 2x12sの3種、マイク10種類およびルームマイクその他もろもろ、一般にアンプシミュに備わったものは大概揃っているという感じ。
あと製品紹介動画の評価が高い。

情報

  • Windows, macOS(Silicon対応)
  • 要iLokアカウント
  • AAX, AU, VST3, スタンドアローン
  • 定価€99

Tone2 “Warlock” AU対応

Tone2 Warlock Synthesizer VST VST3 plugin
Tone2 Warlock Synthesizer VST VST3 plugin

Tone2製品の中では珍しくVSTのみの対応だったWarlockがAU対応したようです。
音色に関しては以前記したように格別新しさがあるわけでもなく、またどちらかというと仕組みがわかりにくくて使いづらい部類に入るのですが、Tone2特有のサウンド感があるので、気に入った音色が見つかったら使い倒せる可能性がありますね。

Sampleson “MetaPiano”、VSTBuzzにて33%オフセール

モデリングによるピアノ音源としてのコンパクトさと軽さが売りのMetaPianoがVSTBuzzで33%オフのセールとなっています。過去記事を見ていただくとわかりますが、要するに元のイントロ価格で買えるってわけですね。

Aviram Dayan “Music Box”、APDで叩き売り

Aviram Dayan Productionによる、Kontakt用のオルゴール音源Aviram Music Boxが$13の叩き売りになってます。デベロッパーはAboutページがゴチャゴチャしてよくわからんのですが、製品紹介動画を見る限りではインド系、アラブ系の楽器を中心にKontaktのライブラリーを作っているっぽい。

うちにもいくつかオルゴール音源があるのですが、多くは2オクターブ、よくて3オクターブ鳴らせるもの。本製品は、低価格とはいえ定価が$129ってだけあって、結構充実した内容っぽく、また音域が広いのも注目すべきところかと思われます。ただし動画では本製品以外の楽器も鳴っている点には注意。