Audiomovers “Web Transmitter”

遠隔コラボ系ソフトではおそらく唯一の成功例といえるLISTENTOを開発したAudiomoversから、新たにWeb Transmitterがリリースされたようです。
要はLISTENTOの拡張版で、DAWを起動することなくブラウザ経由でオーディオを送信でき、受信者はランダムなセッションURL(とパスワード)を通じてログインも支払いもなくスムーズに聞くことが可能とのこと。
送信側のソフトウェアはLISTENTOのサービスパッケージに含まれているそうで、いつでも解約可能なサブスクプランで試せます。自分はこのサービス形式が好きじゃないので、今回は試しません。
10名に配信可能なスタンダードプランで、年間¥13,000半ばくらいの価格なので、高品質のオーディオデータをやりとりする機会の多い人にはわりと手頃なのではないかと思います。
HEAVYOCITY “UNCHARTED 88”

Heavyocityの真骨頂ともいえるDAMAGEの新シリーズで、ピアノを解体して各部をさまざまな手法でパーカッシブに鳴らしているとのこと。ワンショットやループなど18,600個もの高品質なサンプルを11GB分収録し、リズムパートや音効の世界に新境地を開く代物といえそう。
- HEAVYOCITY “UNCHARTED 88”(Plugin Boutique)
- ソフト音源 「UNCHARTED 88」 | SONICWIRE
UJAM “Beatmeaker CIRCUITS”

少し久しぶりなUJAMから、近年好まれる、Lo-Fiってよりオールドスクールなリズムマシンサウンドをコンパイルしたと思しきCIRCUITSが新たに追加。動画を見ると、何を想定して作り上げたのかよくわかりますね。もっとも、よく出来たロボボイスのほうが気になるとこもありますが(PlogueのChipspeechかSonicchargeのBitspeek辺りなら作れそう)。
UJAMのサウンドは、他の海外デベロッパー製品より日本の曲と親和性高いとこあるので、便利に使えるんじゃないかなと思います。
懐かしい
霞くんのツイート、何だと思ったら、その昔参加した7090 Audio Machineでした。About Meページの記録見ると2005年のものらしく、18年も昔のもの。この前後数ヶ月でDJMaxに曲提供を始めたんだったなあとしみじみ。
言及RTでレスバックしようと思ったら、その言及RTのレスバックすらひさびさだったらしく、操作間違えました。
ちなみにNight Rainも実は高校時代の作の焼き直しだったりします。
お互い歳を食って韓国勢とは今や疎遠になり、DJMaxに限らず楽曲提供というか書き下ろすことを個人的にやめた今、ずいぶん過去のものになった感覚。思い出はあるけど。
当時の自分の曲のデータを聞いたら、いま自分が作る曲よりずっとイイ。好きなように作れてたもんなあ、当時。いつしか、ああしろこうしろと自分の作風からズレていったり、あるいは仕事で作るようになってからは、レファレンスとする曲たちの手抜き具合(これはチョイスを間違えたせい)に萎えて、制作のモチベーションが逸れていったのかもなと省みます。
まあ、ね、ホントに自分の好きな曲だけ作り続けようと思ったら、人に聞かせないほうがいいのではと思う昨今です。