Wave Alchemy “Glow”

AMX RMX16を模したリバーブ、GlowがWave Alchemyからリリースされています。
独創的なシンセを中心にリリースしてきたデベロッパーですが、リバーブ名機の再現にも夢中なようです。
あら、デモってくださってるのはRed Means Recordingの兄さんですね。動画前半はリバーブの説明なので、早く音を確かめたい人は動画後半を見るか、デモ版をダウンロードしてください。ただおそらくIRデータが組み込まれたソフトと思われ、ダウンロード完了までそれなりに時間がかかることもご留意いただきたく。
現代一般的なリバーブと比べると、特にディケイの長さの設定に煩わしさを感じるかもしれませんね。ですが、他の同類ソフトではあまり味わわれないやや粗めの質感がミックス向きで、プリセットの内容もバリエーションに富んでて非常にいいです。smoothとduckのパラメーターも、チャンネル数の節約に一役買ってくれそう。
オールドリバーブについてはほうぼうで語られているので、わざわざここで言及することもないでしょう。この動画だけ貼っておきます。Voxの動画は面白いので登録しとくといいかも。
ちなみに、ゲートリバーブはドラムマシンの音に使うのが原則かというとそうではなくて、当時それが流行ったという話。生ドラムだろうと、ドラムのリアルなソフト音源だろうと何ら問題なし。
Superior Drummer 3なんかでは1981 Classic Reverbってのがゲートリバーブですが、あまりバリエーションを出せないので、Glowを使うべきかもしれません。
Sonible True Bundle、APDで40%オフ(〜2/13)
Sonibleのtrue:level, true:balanceがセットになったtrue bundleが40%オフになっています。
true:balanceはアレですね、iZotopeのAudiolensと同タイミングでリリースされたソフトですね。どちらがいいかってより、完全に好みによると思います。
Soundwide、8%のスタッフをレイオフ
華々しくスタートし、そこまで景気が悪い印象もなかったのですが、NI, Plugin Alliance, iZotopeの親にあたるSoundwideが全社員の8%にあたる人数をレイオフしたとのこと。経営悪化というよりも、世界経済の悪化の影響らしく、GoogleやSpotifyに関しても既に報道されてますね。
Soundwide, parent of Native Instruments and iZotope, lays off approximately 8% of staff
業務への影響はないと仰るものの、放出された人材の行く手など出歯亀的に興味をそそられることはままあり。CDMのコメ欄にはまた別の洞察も寄せられているので、業界全体が気になる方は読んでみるといいかも。