“DSP-quattro”

Mac用の波形編集ソフトとしては、TriumphレビューやSound Forge for Macレビュー と見てきたのですが、いずれも痒いところにギリギリ手が届かない感じだと常々思ってきていて。
ほしい機能と価格帯と考えたら DSP-Quattro で充分かもしれない。

DSP-Quattro
DSP-Quattro

新規購入だと$99。旧版からのアップデートだと$19。Logicその他の波形編集ソフトからなら$79、またディスコンしたBias Peakからだと$49でクロスアップグレードできるのが1つのポイントかなと思います。クロスアップグレードの注文方法はsupport@dsp-quattro.comにメールすることになってます。恥ずかしながら、無いよりマシだろってことで、僕が送ったメールを紹介しておきますと…

I’ve got interested in your product, DSP-Quattro.
and tell me what is required for cross-upgrading.

すると「Logicかそれに類する商品を購入した時のinvoiceか、パッケージ商品を写真で撮ってメール添付してくれればいいよ」と開発者であるStefanoから返信が来るのでメール添付して送りましょう。まもなく「サイトへのユーザーエリアへのログインIDとパスワードを設定したから、ログインしてLicenseを取得してね」と返信が来ます。パスワードはセキュリティの観点からおいおい変えることにして、ひとまず製品登録、その後Your Licensesにアクセスして最新版のインストーラーをダウンロード、インストールしてPINを確認してLicense Fileをゲットし、Load License Fileして完了。

WindowsのSound Forgeの4,5辺りを使用した経験があれば、あれに似たような感じと考えたらよいかと思います。

  • たいがいのフォーマットのオーディオファイルに対応(SDIIやCAFも)。書き出しは基本AIFF, WAV, SDIIですが、ExportとしてQuick Timeでの書き出し機能を使用可能。
  • Logicでは開けない32bitおよび32bit floatのオーディオファイルもOK。サラウンド形式はNG。8ビットファイル対応。
  • ある程度機能が限定されますがバッチコンバート可能。
  • 時間軸の表示形式は時:分:秒:ミリ秒、サンプル数、秒、ミリ秒、オーディオCD。縦軸はフロート、dB、パーセンテージ。マウスホイールで拡大縮小可能(縦方向の拡大縮小は⌘+ホイールU/D)。
  • ループ、リージョン、マーカー編集可能。
  • コーラス、ステレオアイズ、ディレイ、リバーブ、4バンドパラメトリックEQ、7バンドグラフィックEQ、ローパス、バンドパス、ハイパス、バンドリジェクトといった搭載エフェクトのほか、AU/VSTプラグインが使用可能。プラグインチェーンによる多段処理も可能。
  • DCオフセット除去、インバート、リバース、チャンネルスワップ、ノーマライズ、ゲイン、フェイドイン/アウトの処理可能。またチャンネル別に処理可能(DCオフセット除去はどうかわからない)。リサンプル、ピッチシフト(Sound Forgeでいうピッチベンドはできないっぽい)、タイムコンプ/エクスパンド。拡大表示時または小サンプル選択時のペンシルツール、デクリック/リペア機能。
  • CD用マスタリング機能はWave Burnerライクでけっこう機能が充実してるっぽい(DDPの読み込み可)。

リサンプル時にそのクオリティを選べる辺りも芸が細かい。
スペアナ的な表示が欲しかったりとか、フェイドイン/アウトにS字カーブが欲しかったりとか、”できればほしい”機能がないわけでもないのですが、波形編集ソフトにしては他に類を見ずおそろしく安定動作しています(ふだん、ぼちぼちこのタイミングで無言で落ちたりハングアップしたりするだろうって思うときを難なくパスしていく)。
それから、うちの環境だと今のところまだ関係ないんですがEl Capitanにも対応しています。

DSP-Quattro フェイドイン/アウトの設定画面
DSP-Quattro バッチ処理