「Distant Dancefloors」

Pioneer DJ explores the impact of COVID-19 in a new documentary | MusicTechより、 Distant Dancefloors と称する30分ちょっとのドキュメンタリー動画。
CCが2行分くらいズレてるようなので、CCをアテにしてる方は気をつけて。
世の中、色んな方がおられます。必ずしもこのドキュメンタリーは悲観的な内容でもないのですが、もしも、まだ黙って見ていられるほど心が落ち着いてないならば無理して見るものでもありません。

こういう場に書くべきでないことも幾つか頭をかすめていったのですが、ひとまず当たり障りなさそうなことだけメモ。

いくつかの大規模なイベントが海外では今年どころか2022年まで持ち越されると、Dancing Astronautで先日伝えられました。一方、先日の朝の報道番組を見ていたら、ギリシャでは今マスクも密度の規制もなくロックコンサートが行われてました。ヘッドバンギング、ダイブもあり。彼らが今後どうなるかは知りません。
重鎮Carl Coxは7月頭にイギリスで続けざまに開かれた勝手パーティーとそこで起きた事件事故について「彼らはもう辛抱しきれなくなったんだろうね」とコメント。
こうした混迷の中、古い日常に戻るか新しい日常に進むか、もしくはそれ以外/両方か、各界、試されています。今のところ誰も正解を示すことはできません。

3月だったか4月だったか、自分が制作系の仕事に一段落をつけたのは、(当時、COVID-19の厄災がここまで長期化するとは思っていなかったものの)持ち場を変える予鈴と捉えたから。
ドイツやイギリスが施す芸術に対する支援とそのコメントがいっとき話題になりましたが、自分は、ああした支援を受けられるほど生産的な活動を行えていないと考えたのでした。
制作意欲も腕も昔に比べて落ちてはいるけど、続けようと思えばできないこともない。しかし支援金をいただいて続行するほどのもんでもないな、と感じたわけです。
制作をやめるわけではない(だいぶ控えめにはなった)。だけど活動全般において利他的な分野を優先すべきと判断した、と、そんな感じ。

Quarantine期間中、DJのLivestreamが頻繁に動画サイトに上がってましたね。
うたつなぎやバトン、Zoom飲み会みたいに一過性の流行で終わる可能性も脳を過りましたけど、Livestream界隈は今もガンガン新しいものが上がってて、内容が次第にしっかりしてきています。強いなあと思いました。パリピなどとまとめられちゃいがちですけど、運営することに関しちゃ計画性や強さがないと難しいですね。
先日誰だったかがTwitterで「こういう状況下だと、(客に対する)よけいな気を使わなくて済むから、かえって糧になって良い」と仰ってたりも。前向きであることが色んな進歩を可能にしていくってなもんです。