Dear Reality “EXOVERB”

EXOVERB - Dear Reality
EXOVERB – Dear Reality

Plugin Allianceで全製品取り扱いになってると思いこんでましたが、どうやらPlugin Allianceはデベロッパーの特定製品のみ扱うスタイルみたいですね。気付けばKirchhoff EQも取り扱われています。
さてそのDear Realityですが、EXOVERB ってのがリリースされていたようなので、チェックしてみました。

中央の三角形部分は特別な機能ってわけではなく、一般にノブでコントロールするものを配置したマクロコントローラーに過ぎません。リバーブのアルゴリズムを変えて形状が連動するでもなく。ただ、リバーブの状態を一目で把握できるのは大事なこと。…とはいえ、センドバスに置くことが多いエフェクトにDRY/WETの軸を描画しても重要度低すぎないか?とは思います。センドバスよりは個々のストリップかミックスバスに挿すのが妥当と見えます。ということは、もしかしたらDRY/WETバランスは単純なパーセンテージになっていないのかも。

最下段の3バンドEQはER/LRそれぞれ別にかけられ、設定可能範囲がかなり広いので、独特な響きを作ることができそう。

リバーブのアルゴリズムはかなりの種類があって、自分の直感に非常に近く、たとえ良質でもIR方式の(読み込むまでどんな響きかわかりにくい)ものより使いやすいと思いました。
PRE DELAYは、発音中に動かすと放電するみたいな音が鳴るので注意(何か面白いことできないかと思ったけど、別段面白いことはできなかった)。
立体感がこの製品のキモなので、一般的なリバーブと思って使うと結構しんどいミックスになると思います。その立体感が不要というなら、On/Offができるわけでもないので、別の製品を選んだほうがよさそう。だけどイマーシブなサウンドを好んだり、空間的な配置に妙にこだわる自分みたいな人には新境地を開くアイテムになる可能性があります。

なお、以前DearVRを取り上げたときに96kHz以上に非対応と書きましたが、いつしか対応していました。本製品も96kHzまでですが対応しています。

Dear Reality “dearVR pro”

情報

  • Windows, macOS対応(M1対応)
  • AAX, VST, AU対応
  • 96kHz対応(!)
  • 11/17現在、定価¥14,400、イントロ価格¥10,200