Cubase 8.5 Mac : Waiting for video service エラー

Cubase 8.5 MacでVideoを開こうとした際にWaiting for video serviceとするエラーが表示され、いっこうにビデオファイルが読み込まない問題が起きました。

ググったらこういう情報が。
リンク先、消失したためWayback Machineから抜粋します。

Cubase for macのWaiting for video serviceエラーでプロジェクトが開けなくなった時の対処 – 雨の音が好き(アーカイブ)

解決/回避策

解決策その1『再起動』

解決策その2『DVCPROHDMuxer.componentを削除する』

(Mac OS X) “Video service is currently not responsive” error message

解決策その3『ビデオ無しで立ち上げてビデオを一旦削除する』

解決策その4『だめならMovieを別の場所に移動させてみる』

解決策その5『MediaBayのロード範囲を狭める』

掲示板での紛糾など

以前からCubase 7や8で上記のようにWaiting for video serviceエラーが現れていっこうにビデオファイルが読み込めない問題が起きていて、まだ根本的な解決がなされていないらしい。
Steinbergの公式(www.steinberg.net • View topic – Video Service Not Responsive(リンク切れ))では、

This error can be caused by an “Aggregate Device” which has been configured in the Mac OS X “Audio Midi Setup” to combine several audio interfaces to one device.

Audio MIDI設定を適切に設定し、QuickTimeフォルダー内のDVCPROHDMuxer.componentファイルを処分すれば開けるようになるとされているのだが、実のところ開発側もつまびらかには状況が把握できていないらしく、新しいバージョンで解決すると若干お茶を濁し気味である。

海外の掲示板でも同じように苦しんでいる人がいまだに見かけられる。
古くから映像関係のソフトウェアを使い続けているユーザーの環境で、既に不要かもしれないコーデックがファイルのインポートを阻害しているのではないか、と推測している人もいる。
また、ホントかどうかわからないが、「Cubaseのビデオ関係のプログラムはフルスクラッチで書き直さないと使い物にならんが、今はそんな時間がない」と開発側から聞いた、なんてエピソードも目に入る。

DVCPRO〜でなくFlip4Macが邪魔してた

あくまでうちの環境ではという話になるが、うちでもやはり読み込みエラーが発生するので、この機会にあれこれと試してみたところ、まずはライブラリのQuickTimeディレクトリの中身を空にすると読み込みができるということがわかった。
どれかが悪さをしているということになるので、何度かに分けて調べてみたら、DVCPRO云々は結局関係なく、どうもWMVを再生するためにインストールしたFlip4Macのコーデックが邪魔しているっぽいことがわかった。
したがって、コーデックがインポート動作を阻害している説はあながち間違いじゃないということになる。
察するに、Flip4Mac同様、良かれとビデオファイルの再生をヘルプするようなソフトを使っている場合に、Cubaseによる読み込みが阻害されている可能性が考えられるわけで、その手のソフトをいま使っていないならアンインストールするのが得策かと思われる。

ちなみにCubaseの言語を英語にするとエラーメッセージこそ表示されにくくなるが、ただただ無言で虹色ポインタがくるくる回ってハングアップするって状況になるようだ。
Mediabayの整理も一手と記されてあったが、どうもこれは直接関係なさそう。ただ、うちではVSTに限らず何らかのプラグインやプリセットファイルがありそうなディレクトリを片っ端からチェックするようになっていて、これは全くもってスマートでないので「ねえよ」と思うチェックは全部外した。
そのほか、うちの環境で見かけられたIMXCodecとFCP Uncompressed 422のコーデックは、おそらくFinal CutかCompressorをインストールしたときに放り込まれたものと思われるが、直接の関与はないことがわかった。
念のため、ビデオファイルを読み込む前にcprファイルをいちど保存するべきかどうか、それともビデオファイルを読み込み終えて始めてcprファイルを保存するのがよいかも比べてみたが、これは何の効果もなかった。
ゆえに好きなタイミングでビデオファイルを読み込めばいいし、フレームレートとサンプリング周波数、ビットデプスも適宜調整するだけでよいということになる。

余談

Logicの解説本をしたためるくらいにはLogicと長い付き合いの僕なのだけど、学校ではCubaseを使って教えないといけない。
学校で使ってるのがCubase Artist 8で、いちおう仕事柄自宅の作業MacにもCubaseは入れているのだけどこれがCubase Pro 8.5でバージョンが合致していない。

今年の1、2月くらいに、せめて自宅の当時Cubase Pro 7をCubase Artist 8にアップデートして同じ環境にせねばとアップデータを購入したが、そういうアップグレード(ダウングレード・アップデート?)には対応していないらしく、USBキーはCubase Artist 8.5の起動をはじくだけだった。有り難いことに返金してくれた。
VOCALOID事務局との対応の差が歴然としていて笑える。

そんなわけで、今年1年は慣れないCubaseもあちこちいじらねばといった調子で、お仕事を半ばそっちのけであれやこれやとイジったりしているのだけれど、まだまだ掘り下げは終わってない。
結局自宅がCubase Pro 8.5なので、学校のCubase Artist 8にまだ備わっていない機能などもあって、一進一退のつど意気消沈する。
当然、個別のケースに対応していくには結構隅々まで調べて備えておく必要があるのだが、今年度が終わったら初期設定ファイルを捨てて完全デフォの状態に戻して自分の負担を少し減らしてやろうと思う。

VOCALOIDに関してはV4XからMacでのオフラインインストールに対応しなくなったようでもある。渋い。
学校でアレを喋ろうコレを喋ろうと何かしら見つけても向かう先々で行き止まりにぶち当たっている昨今だ。