個人としての海外とのやり取り

かれこれ4年ほど韓国と仕事のやり取りをしていて、剥き出しの個人が海外とやり取りをするにあたって気を付けていることがあります。
ネットのお蔭で海外と接する機会が増えていますが、リスクは自分が背負うべき(これは相手が海外でなくとも)。端的に言うと日本の商習慣までわかっている相手じゃない限り自分の都合は通じません。日本に住んでいるからといってそれが日本独特のものかどうかはわからないものですが、それは残念ながらリスクに鈍いだけのことであって、万が一トラブルが起きても相手のせいにするのはむしろアンフェア。

具体的に注意すべきことは2つ。

  1. 婉曲表現は伝わらない
  2. 「よかれ」を汲み取ってくれる保証はない

婉曲表現は伝わらない

たとえば何かが欲しいときに「~をいただくことは可能か?」と問うて「可能です」とだけ返事が返ってきても、それは先方の間違いではありません。「日本語伝わらねー、やってられん!」とブチ切れるのはお門違い。
無粋だろうと要点を真っ直ぐ伝えたほうがストレスはありません。日本では敬意を示すのに婉曲表現を用いますが、敬意を示すなら用件をパーフェクトにこなすことでも充分なので、小手先よりまず成果に注力すべきだと思います。

「よかれ」を汲みとってくれる保証はない

等価交換が成立しているのにサービスを上乗せしても、それがサービスだと明言されないならば等価交換になりません。
明言することに抵抗があるなら、サービスは相場を狂わせるだけなのでやるべきじゃありません。

こうしたコミュニケーション上のリスクの見落としが原因なのに「相手が悪い」と吹聴するのは、ハッキリ言って「自分はカモとしてうってつけの人物です」と喧伝する残念な行為なので、同情を集めることやネガキャンに必死になるよりまず落ち着くべき。

と、いうようなことをMixi経由でESTiさんと話してました。記事はもう消えてしまってると思いますが、韓国でバリバリ仕事をこなすESTiさんが当時仰っていたのは、

  1. 会社の所属がわからない怪しいフリーメールアカウントで日本人にコンタクトを取るのはやめた方がいい
  2. 契約範囲が不鮮明でも仕事を回せるのはフレキシブルでよいが、それは国内ルールなのでグローバル化すべき

ってことだったと記憶しています。