コンパクトエフェクター流行ってんのかな

数ヶ月ほど前からたまたまgearnews.comってサイトを巡回ルートに入れたためかな。DIYライクで武骨なコンパクトエフェクターで面白そうなものがたびたび視界に入る最近です。

わかってる人も多いとは思いますが一応。
基本的にはギター用のエフェクターで、この5年ほどでキーボーディストが空間系のエフェクターや歪み系のエフェクターをシンセの出力にかませてるのを見かける頻度がやたら高まりました。誰かがはじめにやり出して流行ったのかも。

考えてみりゃシンセでのエフェクトのコントロールって便利なようで直感的ではないですもんね。
カーソルを動かしてパラメーターを選んでノブを回して数値を変更ってのは、手数も多いし視覚を奪われちゃうから、今のライブ演奏のように即興性の強い音楽においてはけっこう邪魔くさい。
くわえて、オーディエンスから見て「あの人が何かの音色をこのタイミングで手でコントロールしている」って目で楽しむキッカケにもなってる気がします(キーボードに備え付けられた画面内でだけ表示されてもオーディエンスにはまるで伝わりませんから…)。

いくつも外付けエフェクターの数を揃えようってえと、荷物も増えるしコストもかかります。
飛び道具的なエフェクトだって何度も使えるものではなさそうですし気が引けちゃいますが、誰かにあやかる形で取り組んでみるのもいいのかも。

動画コメントにステレオ入出力がほしいって意見が見えますが、こういったエフェクター使う時点でステレオ出力をバッサリ諦めたほうがいいのでは?って僕は思います。