Best reverb plugins 2025なる記事

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Best reverb plugins 2025なる記事

Feedlyに面白そうな記事がと思って見に行ったら、どうも誤報か飛ばし記事かわかりませんが、瞬時に消されてしまったようで(今までにも何度かある)、代わりに3週間ほど前のBest reverb plugins 2025なる記事を取り上げておきます。
挙げられているのは6つで、これといって代わり映えしない印象はありますが…、その内容については直接見に行っていただければ。

最近うちで頻繁に使うのが、軽量かつ適度な粗さのお蔭で音圧を圧迫しないNIのRaum。とはいえ便利というくらいであって、リバーブの質感を求めるのには向いておらず、内蔵EQの方式も好みじゃない。
あと、一定のシチュエーション化でNIのエフェクト系プラグインはラベルがおかしなことになってしまうのが少々厄介。

Valhalla DSPのリバーブもたしかによくできています。ちょうどいいプリセットを探すのがしんどいくらいかな。何かこう区別しやすいように残響成分の分布図など視覚化されてくれるといいんですけどね。

アルゴリズミックがいいかコンボリューションがいいかって話題は何度かこの日記で取り上げたことがあるけれども、自分の作風だとスプリングリバーブなど特徴的な質感を再現したい場合以外でコンボリューションを使うことはほとんどない。かといってアルゴリズミックだと、上にも書いたような粒度、そしてうねりと広がりのバランスが心地いいものが案外少ない。
結果、上記RaumかLogic純正のSpace Designer(Synthesized IRモード)、たまにEos 2を使うパターンになってます。

一般に、ボーカルと相性がいい、スタジオ現場でよく使われるなどといった理由で推されるリバーブがあるのはもちろん知ってますが、自分はあまりそういうのを気にせずに来ました。

ジャンルごとの違いも当然影響します。リバーブこそが主体となるようなまったりとしたアンビエントミュージックとなると、コンボリューションだとレゾナンスが強めに出てしまって心地よくない。また転調の多い曲だと音程感の残りやすいコンボリューションリバーブだと転調した瞬間に濁ってしまってよくない(そのためにSilencerのようにバッファのリセットを備えたものもありはする)。
日常的に使うものはそうして絞られていくんでしょね。