Abletonのブログで紹介されていた、オートメーションを活用したさまざまなギミック、つまり オートメーション・トリック に関する動画。
クリエイティブとはまさしくこういうことだなとしみじみ感じました。
誰でもやりそうなことや誰でも持っているものにもう一歩踏み込んで、誰でも再現できる”効果的なこと”を最初に実例とともに見せるのがクリエイティブ、と長らく自分に言い聞かせて過ごしました。つまりオリジナリティってのとは少し違うし、”最初にやる”や”面白い”だけではクリエイティブではないのだ、と。いずれもそれがあるに越したことはないけれど、それがイコール、クリエイティブなのではない、という考え方ですね。
クリエイターという肩書きを人に与えられたあと、自分は何年もの間けっこう苦しかった（今この肩書きで名乗ることはほぼない）。ふと、自分のやってることはクリエイターでなくデモンストレーターなのかも、と思い始めた頃から気がラクになりました。同時にやりがいも薄くなりましたけど。
何にせよ、当初の考え方が逸れてたんだろうなあと今、顧みています。