Aug.26 – Sep.8 【2週間まとめ】

Aug.26 – Sep.8 【2週間まとめ】

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やたらアクセス数多い割に中身薄くてすいません。

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こちらの件は、追記したとおり現在IDが通り、あとはアカウントの統合に移ろうというところです。

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雑記

音楽の周辺的な話題の多かった2週間でした。

Keith McMillen死去

コロナ禍前から色んなミュージシャンや立役者が世を儚んでいます。お悔やみ申し上げます。

俳句的歌詞

何度か書いてるけど、自分の好みはやっぱ間接的な感情表現。
夏井先生がたまに「解釈のゆとり」みたいに説明してるアレ。松本隆先生の歌詞を見て育ってきた世代だから、やっぱり含みのある表現が好きなのかも。
某所にも書いたとおり、ラノベ等で内容説明的タイトルをつけたほうが売れるとか、参考書の問題文を見たら考える前に解答を見るとか、攻略サイトを見ながらゲームやるとかと同じ棚の「タイパ」的な話じゃないかなと思ってます。

MIX師のオイタの件

絵師、楽師みたいな呼称がかつてボカロ界隈で見られ(絵師はそれ以前かも)、”歌ってみた”が増えてMIX師って呼称を見るようになって、意外と年月が経っています。
学校でDTMを教えてた最後の2年くらいで、MIX経験を積む目的で”歌ってみた”のMIXを引き受ける学生をちらほら見かけました。それぞれ自分なりの狙いがあるかと思いますが、MIX師を担うという文化はその時期にすでに定着していたと言えます。
その後、私が周辺からがっつり遠ざかったこともあって、どうなったかは知らない。
ただ聞いた限りだとこのMIX師ってのは、各楽器のバランスを整える、いわゆる僕らがミックスと呼ぶものと少し違ってボーカルを直してオケに馴染ませるとこまでだそうで、簡単な作業ともいえない重要な任務であるのは確かだけど、そこからミックスエンジニアを目指すとなると超えなきゃいけないハードルが山ほどあるといえます(それもだいぶ今の時代はラクになりましたが)。

思うに、歌ってみたを含む形でビジネスが大きくなってきた段階で、Vtuberの中の人とかを事務所が律する流れになったのはいいんですが、もし一方で裏方が’なあなあ’でやってるとしたら、(作品の完成度は良しとしても)ビジネスとして危なっかしいというほかありません。
かつて、少し大きな仕事に関わろうというときには、興信所が相手の会社を調査することもあったのですよ。ホントに信頼できる会社かどうかってね。

外部クリエイターによる当社所属ライバーの権利侵害行為等に関するご報告 | ANYCOL...
ANYCOLOR株式会社は、2017年5月2日に設立されたエンターテイメント系スタートアップです。私達は「エンタメ経済圏」が加速する新時代の切り込み役として、世界の人々の日常に魔法をかけていきます。

時代が変わったとはいえ、ビジネス上、内輪だろうとシェアしちゃダメなことがある事実は変わらない。それゆえ守るべきルールは守らせないといけない。何なら生命線は作品よりもそっち。なぜなら契約交わしたとて、いったん事故が起きてしまったあとそれをなかったことにはできないわけで、そうならないよう予防策を打っとかないとまずい。

思い起こすにボカロ隆盛期、ローカルアイドル隆盛期。
業界外の方が参入してくれたことによって、企画書を通じて認識のすり合わせを行うって(本来なら)当たり前のことがやっと行われるようになりました。界隈がなあなあで回せてた時代にはなかったことです(むろん全域においてそうだったわけではない)。
一方で、音楽やイベントを本業とする人の間では当たり前に行われていた根回しや手順なんかが新規参入者には甘く見積もられ、イベントを大きくぶち上げたはいいが結果グズグズみたいなことも多々見かけました。
表に見える部分は華やかだけど、何だかんだそれを完璧に仕上げるには踏まえなきゃいけない手順や算盤が必要で、ありえるトラブルすべてを想定して手を打っとく必要もあって、専門学校やら大学の専攻、あるいは映像資料なんかはそれを知るためにあるんですよね(もっとも、映像資料に関しては近年あまりアテにならないものも多々目に付くって話題もあります)。
換気のみならずノウハウの共有がなされたのは結局一時、一部の話で、そこから極端な抽象化が起きたんかなという気も。

あるいは、既に走り出した企画だけど気に食わなくて無断で音信不通になるみたいな自分勝手な文化も一部に蔓延しつつあるようで、そうした事例で槍玉に上がるイラストレーターに限らず、ヤバいクリエイターはブラックリスト化されてるとも聞きます。干されることは必ずしもないにしても、ある種前科者のようにこの先扱われ続けることを当人が良しとするか、ですね。これもデジタルタトゥーの一種だと思うのですよ。
形骸化…とは違うか、惰性ってのはこういうことなのかなと考えさせられます。