Audified “Linda IronVerb”

やや久しぶり(かな?)のAudifiedの新作、 Linda IronVerb 。こちらもザクッと動作確認と所感を記していきます。

忘れないうちに書いておきますが、複数テーマを一つの記事にまとめて更新し、ほとぼり冷めた頃に複数記事に分けるスタイルが、最近面倒になってきたので今日から当面複数記事に分けるようにします。どっちがラクなのかわかんないので、こっちのほうが面倒だと思ったらまた元のスタイルに戻します。

リバーブはこれまでにもそこそこの種類をチェックしてきて、自分の作風や環境と合うもの(あと、つるむことの多いボーカリストの声質と合うもの)は概ね絞れてます。なので新しいものは正直あんま要らない。
それとの違いはどうか、そのダルい感覚を覆すものかな、って立ち位置で触れてみたところ、オールマイティなものではなく、独特な減衰と広がりがあって特定の場面で有効に活用できそうな感じ。記憶をさかのぼると、これ使ったらよかったって曲が確実にあります。率直にそういう印象です。間違っても、万能ではない。自分的にはね。

インストール後に今どきログアウトを強いられたり、起動時のデフォルトが「?」って音だったり、引っかかるとこはあるんですが、上の動画でも聞けるように「原音から分離してしまったステレオ感じじゃなく、中央定位も残ってて混ざり合う」のは個人的にポイントが高く、また、ショートリバーブに設定したときに多くのリバーブレーター(特にコンボリューション型のもの)がグシャッと歪になったりモノによっては計算を放棄したりするのと比べて、(たぶん)アルゴリズミックならではのシュッとした感じが残ります。

基本的にはハードロックやメタル、ダブステといった密度の濃い音楽の中で有効に使うものだと思われます。ということは、ダイナミズムの大きな音楽の要所要所で使っても効果的に響くんじゃないかなと。
左下のアルゴリズム、6種類は質感的にそこまで変わるものではなく、余韻の形が変わる印象に近い。FLUTTERだけ少し負荷が高め。


IronVerbもそうなのですが、ここ3,4年くらいのリバーブレーターはモジュレーションが標準装備されがちですね。
残響の金属っぽさを軽減したり、ミックス中で抜けやすくなるなど恩恵はデカいのですが、原音と分離しやすくなりがちなのが少々難と感じています。