Arturia “Mix DRUMS”

Arturiaからドラムのサウンドメイク専用と見られるMix DRUMSがリリースされています。
まだざっくりと動画で見ただけですが、ループ素材を加工するのに使用する以上に、ナマ録をイイ具合に調整するのに役立ちそう。
スマートピークコントロール:ワンクリックで入力の天井値を設定し、透明感のある信号経路のクリッパーに供給します。
ディストーション・アーキテクチャ:クリーンな信号とディストーション信号をブレンドして、暖かさ、重厚感、深みを加えます。
ノイズ:バイナルのノイズ、テープヒス、電子的なテクスチャ。さまざまなエフェクトのために、プリプロセッシングまたはポストプロセッシングに配置できます。
トランジェント・シェイパー:各バンドのスマック(打撃音の強さ)とボディを微調整するための、独立したアタックおよびサスティン・コントロール。
フィルター・スカルプティング:ドライブ・ステージの前後に、低域にフォーカスして、高域を落ち着かせる、音楽的な HP/LP フィルター。
ダイナミック・スペース・セクション: リバーブ、テープ、デジタルディレイで深み、動き、幅を加えます
デュアルバンド・エンジン: 専用のドライブ、トランジェント、トーンステージで低域と中高域のパスを分離
クリーンハイ: ディストーション後にシャープなハットとシンバルを復元。明瞭さとパンチを両立し、完全に位相を合わせます
ミックス対応プリセット: ドラムタイプ、ジャンル、強度別に整理された92のファクトリープリセット
Arturia – Mix DRUMS
手元の素材で試してみないことには何ともいえませんが、MID/HIGHのところに備わったウェイブシェイパーやキャラクターがかなり重要な役目を果たしそう。
イメージ的にはoeksoundのbloomを連想させられました。
もちろん、ドラム以外のソースに使ってみても面白いかもしれません。