Against the Clock – 10分チャレンジ動画が面白い

たまたまDisquietのA Harp Goes Against the Clockで知ったのだけど、FACTmagazineの「 Against the Clock 」というシリーズ動画があるみたいで、10分の制約内での制作作業に色んなアーティストがチャレンジしています。

Disquietで取り上げられているのはMary Latimoreというハープ奏者がLine 6のディレイ、ループマシン名機を使って音を重ねていくというもの。

はじめのうちはわりと退屈なのだけど、次第に鳴っている音に集中し出してピリピリし始め、5分を過ぎた辺りから崩したり色んな奏法を試すなどして様変わりしていきます。
この、感覚をぎゅーっと澄ましていくプレイヤーに同調していって、リスナー的には自他の境目がわかんなくなってくのが、この手のジャンルの楽しみの1つですよね。
これまでの他のアーティストのようなビートメイキングとは違い、即興音楽的でアンビエントチックにアプローチしているのを、Disquietの著者も絶賛していますね。

ほか、僕もすべて見たわけではないけど、アーティストとしての底力と反応速度の早さ(≒経験値)がわかるものとしてはJoe Hertzがなかなかよかった。

むろん速ければいいわけでも遅ければいいわけでもなくて、最終的に良いものが作られればいいのだろうけど、効率の良さがあれば余計なことに手間取らず進められるのも事実だし、結果が訪れるのも早くなります。
色々なことを試していくにはある程度の速さがあったほうがいいわけです。

少なくとも他のアーティストの作業風景や手順、速度を拝見できるものとしては有益な視覚資料になります。