Accentize “DeRoom Pro” : 機械学習に基づく部屋鳴り除去

以前Voice Gateを取り上げたAccentizeの新作 DeRoom Pro が、定価€210(現在 26,487円)のところ、8/20まで€157(現在 19,802円)と。
廉価版というか初期型にあたるDeRoomは€50(現在 6,307円)。

ステイホームが解けたとはいえ、Recスタジオに足を運びにくい状況は変わらず。
やむなく、充分とは言い難い宅録環境でRecしてる方も少なくない(けど、今どきは宅録環境がやたら充実してる人多いですね)。
マイクの選択の限界に加え、部屋鳴りもまた少し頭の痛い問題ではあるので、DeRoom Proのような対症療法があるのなら食指も動くってもんです。

周知の通り、今や多くの人が使うiZotopeのRXのシリーズにもDe-reverbの機能はあります。

RX 7のDe-reverbが4つの帯域について別々の強度で設定できるのに対し、AccentizeのDeRoom Proは最大で3つの帯域。ただし先ほどのスクショに見える通り、各帯域に対してSensitivity, Reduction, Attack, Releaseを設定できます。

どちらが優れているとは言い難い…というか、RXでダメならDeRoomで試みるというのが順当なんでしょう。
なお上のスクショのProximity:EQ+は、RXでもDeRoomでも除去できなかった360Hzくらいのとこの特定の部屋鳴りを軽減させています。Sonible製のソフトは得られる効果とビジュアルがどうも一致してない印象があるので、もうちょっと整理したほうがいいよなあ、などと思ったりも。
ほかに、Acon DigitalのDeVerberateもありますね。こちらは他2つに比べると細かく設定できませんが、Acon DigitalのAcousticaという波形エディットに関する統合環境(ここにはSpleeterのGUIが整えられたRemixという操作がある;RX 7でいうMusic Rebalanceか)を導入する計画があるなら考慮に入れてもいいとは思います。

結論として、素晴らしく優秀というほどでもないけど、RXでもうまくいかない場合の選択肢として持っておくならアリだと思います。

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