Vocoder 考 2012

某曲で Vocoder だけの為にLive 8を使ったんですが、今までで一番しっくり来た音色だったので、自分のメモも兼ねて日記。
キャリア信号には高域に特徴のあるNIのMassiveを使用しました。どうってことない設定です。OSC1に鋸歯波、OSC2でGroanIVを使って補強、ピッチずらすのは王道の疑似コーラス。

Live側のVocoder用セッティングはこんな。低域と、狭母音のときにキツく聞こえる帯域を少しカットしました。16バンドのほうがVocoderらしい音なんですが、このときは曲が高密度だったので32バンドに設定しました。レスポンスをSlowにしましたが、ミックスのときにオーディオデータをスライスして余韻を切ってます。

蛇足で。
Logicの純正Vocoderを使うときはこんな風に、モジュレーターとなるボーカルを、EVOCのSideChainで受けます。ここではキャリアにES2を使ってます(EVOCをキャリアにすることもたしか可能だったはずですが、音作りの自由度が低かったためインサートに挿しています)。
僕の印象としては全体の帯域が狭く母音の判別に難があって、ボーカルの第2第3フォルマント辺りをキャリア側のシンセで強調するとかしないと音圧だけ食い潰されていくように感じられたので、曲で使ったことはないと思います。使い慣れればいいんでしょうけど、まだ時間がかかりそう。
オーディオ信号をThinOutできる仕組みが欲しいなあ…。あっ、一度MP3なんかにわざと圧縮して戻すってのはどうだろう。今度試してみよう。

あとLogicでしか動作を確認してませんが、Virus Powercoreの場合はVirus Inputをモジュレーターとなるボーカルトラックのインサートに挿してやるとインストトラック側のVirus Powercoreが信号を受け取ります。ただしフィルタが使えなくなります。
Novation V-Stationは、K-SationやA-Stationにあったボコーダーが無くなってるので使えないとのこと(KVR: Forum Archive – Novation V-Station VS Novation K-Station! | KVRFA1(https://www.kvraudio.com/forum/archive/instruments/2004-07/49104.php))。

CubaseのVocoderは結構好みでした。VST Classicsの中にはいないようですが(vol1, vol2)、FTPにsx pluginsとして保管されてます。
前に使ったのはもう何年も前ですが、CubaseのVocoderも音量のバランスを取るのに四苦八苦した記憶があります。

ReasonのVocoderも好きでした。かなり直感的で負荷も相当軽かった印象。最近は全く使ってないので、立ち上げるのに今CDを要求されました。スクショだけのために引っ張り出してくるのもちょっとメンドクサイので割愛します。
昔頻繁に使用していたときは手頃なキャリア信号が出せず、LogicのEXSに当時あったストリングスの音をCDXtractでNN-XT用に変換して使ったり、Absynthの昔のプリセット音色をマルチサンプリングしてNN-XTに組み込んで鳴らしていた記憶があります。んー、その頃に比べると最近はまた興味が復活してきたからいいですけど、一頃はプリセット音色依存がひどかったですね。