ポータブルキーボード的なドラムサウンド

日中に思わずツイートしたように、仕事がらみでポータブルキーボード内蔵のドラムサウンドっぽいのをお手製で作ろうとして意外と苦労してました。
結局妥協したというのに、気づけば2時間くらい経ってました。
いちばん厄介なのがハイハットとかシンバルですね。

国内ではまったくその気配ないのだけど、以前書いたように海外一部界隈でオールドなサウンドが非常に好まれていましてね。

今そう簡単に手に入らなくなってしまったハードウェアをどうにかして手に入れるってとこまで含めて1つのファッションなので、サンプリング素材をどこかから拾ってどうなるもんでもない。

<a href="https://www.contralogic.com/yamaha-pss-80-rhythm-loops/">Yamaha PSS-80 Rhythm Loops | contralogic</a>” class=”wp-image-55608″/></a><figcaption><a href=Yamaha PSS-80 Rhythm Loops | contralogic

こういうふうに配布してくれるサイトも探せばいくらでも出てくるんだけどもさ。
概してあまり音が良くなかったりしますし。

こうしたポータブルキーボードにももちろん歴史があって、後半になってくるとふつうに生ドラムの音がサンプリングされてたりするのだけど、面白いのはどっちかというと初期から中期の、シンセで頑張って似せてるあの音。
「先輩、これ以上似せるの無理です!」
「バカ、ここいじりゃ一発でできんだろ。」
「先輩、すご〜い。コロンブスの卵ってやつですね。」
知らんがな。
先輩後輩いるのか知らんけど、そんな妄想浮かぶようなムリクリさ漂う音がね、今は逆に難しい。
TR808だTR909だCR78ベクトルの音で、それでもこれらはまだ高級な機材だからまとも。
ちなみに今月頭にRolandは303と808のデザインをトレードマーク(™)登録してます(Roland has registered the 303, 808 designs as trademarks – CDM Create Digital Music)。某社への牽制ですかね。

僕も専門家には遠く及ばず、せいぜい昔携帯の着メロの仕事をしてた程度の理解で推し量るに、あのポータブルキーボードのサウンドって、ドラムもシンセ音も含め、決していいスペックで鳴らされてないわけですよね。
パラメーターにしたって、今の0〜127の128段階ですら完全納得できる解像度ではないのに、それに遥かに及ばない16段階どころか4段階でどうにかしないといけないとか、合成用の波形も16ビットどころか4ビットくらいだろうと。昔のゲーム機みたいにね。
今の環境で再現しようとすると、最終的にビットを落とす加工を備えたシンセはそこそこいっぱいあるけど、元波形の段階でビットを落とすことのできるシンセなんてほとんどない(Ableton LiveのOperatorやXfer SERUMくらいか)。
それを前提としてFM合成して音似せようってなるとほぼ無理な感じ。

ましてやドラムの各パーツがシンセの仕組みになっていて、そのお蔭でDAWがキック用、スネア用、クローズドハイハット用、オープンハイハット用みたいに分かれてしまうのを防ぐ(それがダメってんじゃなく、僕はそのスタイルでやらんって話)みたいな仕組みはあんまりない。
いや、実はここ半年くらいでドラムシンセってのがミニブームにはなっているので似たようなことはできるんでしょうけども。ああ、でも基本、バスドラ用だったりするかな。

で、まあまあこれでいけるかなってのが、LogicのUltrabeatだったりして、あれは確かにサンプラーとして動かすことが多いけど、実はシンセでドラムやFX系の音を合成できますからね。

結果、ここで成果を見せられるほどのものは出来てないんですが、ちょっとこの妥協して出来たものをいま打診されている件で使ってみようかなと思ってます。
チップチューンからは微妙に外れたこういう感じの音がはたして使い物になるのかどうか試してみます。

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