Ableton Live : 90日間フリー版 提供へ

Abletonも Live 10 Suite の90日間フリー版の提供を開始するようです。
本サイトで取り上げた(明らかにQuarantine期間を意識して提供される)期間限定フリー版提供の情報を今一度まとめておきます。

なお更新頻度が高くないウチのサイトなので、特にFeedlyでは更新通知が1日近く遅れることもあるようです。タイムラグ無いほうがいい方は、メールで更新通知を受け取っていただくといいかも。

Ableton Live 10を無償体験 - 90日使用可能なデモをダウンロード | Ableton
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余談ですが、Reddit辺りではLogic Proの次のアップデートがAbleton Liveのクリップビューの模倣であるとか。リークとされる画像を見た限りクリップビューつかiOS用のGarageBandっぽかったのですが。眉唾な感じ。

で、Ableton Live。
LogicやCubase等に慣れた人には馴染みにくそうなので、違いの大きめな箇所を示すならば…

  • MIDIループやオーディオループを箱にあらかじめ登録しておいて各パートを同期再生させながら尺可変で展開させてゆくクリップビュー(セッションビュー)と、他の一般的なDAW同様に少しずつ曲を構築させていくアレンジメントビューとがある。
  • アレンジメントビューでは、一般的なトラックは上部に、センドマスターは下部に分けて表示される。
  • 画面左側のブラウザのカテゴリには、制作時に用いる純正音色、純正MIDIエフェクト/オーディオエフェクト、サードパーティプラグイン(ソフトウェア・インストゥルメントとエフェクトが混在)、オーディオ素材がまとまっていて、ここから適宜チョイスして各トラックにドラッグ&ドロップしていく。
  • 各トラック名称をダブルクリックすることでウィンドウ下部のデバイスビューが開き、ここにプラグイン等を数珠つなぎにしていく。グループ化してデバイスを組み立てたりトラックをまとめていくのがキモ。
    特にDrum Rackにオーディオファイルを放り込んで音作りしていくのが、他のDAWと比べると圧倒的にラクと思われる。
  • アレンジメントビューに配置したMIDIクリップ(先に範囲選択してから作成)やオーディオクリップはそのまま右に引き伸ばしてゆこうとするとループとして繰り返される。これじゃ困るなと思ったらクリップをクロップなど(ここで何をするかがユーザーの個性になってくるので一例としてそう記しとく)。
  • MIDIクリップやオーディオクリップをダブルクリックするとウィンドウ下部がエディットビューに切り替わる。エディット操作は少しクセがあるが慣れるとラク。
    クリップやMIDIノートのコピペはAbleton Liveを再生中でもOK。これは再生ヘッドとペーストラインとが別々に動作するため。
  • オーディオクリップはWarpという機能で自動的に小節数に合う形に伸縮される。Warpのモードはカスタマイズすることもオフることもできる。
  • オートメーションはデバイスビューのデバイスのパラメーターを右クリックして「新規レーンにオートメーションを表示」するのが手順としてはラクかもしれない。
    LogicやCubaseのようなエイリアス/共有イベントの代わりに、セッションビューとの切り替えを活用したい。
  • MIDIトラックにフリーズかけたものを新しいオーディオトラックにドラッグするとインプレイスとして使えたり、サンプリング元として扱えるので、再生負荷を抑える手段になりうる。
    ただし、Ableton Liveのプロジェクトフォルダは肥大化しやすいのでファイルの管理を活用して不要なものをちょくちょく整理したほうがいい。
  • Max4Liveを使ってさらにプログラミングライクなサウンドデザインが可能になる。

おそらく、この辺りを把握すればふだん使いのDAWとサッと切り替えて使い始めることができると思います。
なお、ベータ版と安定版と併存可能ですが、切り替えつつ使うとそれぞれ起動時にだいぶ待たされる可能性があるので、ベータ版の試用登録してる方はなるべく一方だけを使うように注意。