Aaron Anderson “Terrain”
Aaron Andersonという方が、Terrain Synthesis(Mutable Instrumentsが紹介したことでいっとき注目されたらしい)をデスクトップ環境で再生可能にし、フリーで配布しているとのこと。2日ほど前のニュースで知りました。
個人的に、音響と、それとはまた別の何らかの法則とを結びつけたもの…共感覚的なものに昔から興味があって…というか、記憶をたどればおそらく20代前半時に知って面食らったMetasynthにたどり着くと思うのだけど、可視化されたものを見つつ「え、そうなるの?」とか「あ、そういうことなのね」とか思わされるのが好きなのです。それによって理解が容易になったり、発想の転換が培われたりするので。
そうした意味で、誤解を変に培わないためにこうした可視化に嘘が混じっちゃうと本来はよくない(とはいえ強引に辻褄合わせたり、虚構や仮初めを交えないと可視化できない面もあるので、あくまで近似的なものととらえてる)んですけどね。
加算合成とは、歪むとはどういうことか、近いピッチを鳴らしたときのうねり(beatという)とは、純正律とはどういうものか、可視化されてピンと来るのもあるけど、それらを別解釈で可視化するのもまた面白かったりするわけで。