Logic使用中に「復元」がしきりに求められる場合

以前、このような話題のときに上記アラートの出現について触れました。
ところが、うちでは今もたまに出る。同じ状況の人ももしかしたらいるかもしれません。
繰り返し書きますが、開いているLogicのプロジェクト内にRoland Cloudのプラグインが使用されていて、Roland Cloudの認証が切れているときにも、このダイアログが出ます。
それ以外でも出る場合がある、という件についてのある種後日談になります。
結論からいうと、オーディオドライバーがmacOSまたはLogicとギリギリうまく噛み合っていない場合に出るようで、
- Logicの出力デバイスを「システム設定」または使用中のmacと直結しているオーディオインターフェースにする
- macOSのシステム設定のオーディオ出力で、出力したいデバイスを指定する
という、若干気持ち悪い設定にすることで安定するようです。
若干気持ち悪い…というのは、通常アプリケーションの出力デバイスはアプリケーション内で好きなように切り替えるのが順当なのに、macOS側で切り替えることになる、と。
これ、仮にmacOSのシステム設定のオーディオ出力とLogicの出力デバイスを同じものに設定してもやはり「不安定」ダイアログが出ます。状況は同じなのに、Logicの出力デバイスを「システム設定」にしないとダメっぽい。
また、うちだとDellのディスプレイを音声出力デバイスに指定した場合にも上記アラートが出やすくなります。今のところ、原因が絞りきれてませんが、回避策の一つとしては上に記したものがどうやら有効っぽいですよと。
まあ、うちだけの問題かも知れないので、これ以上あれこれ書きませんが。
オーディオインターフェースとmac本体との接続時に変換をかましている場合、そこで何らかの問題が発生しているのでは?とも思ったのですが、調べてみると、どうもそういうことでもないらしい(それが問題であるなら、macOSの出力を当該オーディオインターフェースに指定し、Logicの出力デバイスを「システム設定」に変更したときにも不安定になるはず、とのこと)。ただ、非推奨の使い方であるとは思いますが。
これに似た事象の報告が日本や海外でありそうかとAIに尋ねてみましたが、同様の報告はないとのこと。Appleまたはオーディオインターフェース(UAD)に報告するよう促されましたが、「推奨しない使い方でもしてるんじゃないの?」と言われそうだからやめとくと答えたら、「そうかも」と笑ってました(AIなのに)。
ちなみにうちでは、画面収録とか仕事上よく行うので、Logicの出力音声をオーディオインターフェースで確認しつつ収録ソフトにも録音できるように、macOSのAudio MIDI設定の「オーディオ装置」に「機器セット」を追加し、そこでオーディオインターフェース(ドライバー)とBlackHoleの2つを有効にセットしています。