5 Innovative Plugins from the Past Few Years

5 Innovative Plugins from the Past Few Years | The Pro Audio Filesと題する記事が。
曰く、Waves InPhase、Nugen Audio Stereoplacer、SoundRadix Drum Leveler、Sonarworks Headphone Calibration(アーカイブ)、StereoMonoizerと。
Oh, どれも知らない…。けどStereoplacerとHeadphone Calibrationはよさげですね。
StereoMonoizerの便利さは今のところよくわかりません。
うちの日記、今年に入った辺りからLogic Proでのモノラル/ステレオオーディオファイルの扱い方に関する記事のアクセスが急に増えていて、たしかに初めてLogic Proに触れる方には圧倒的にわかりにくそう。
わかってしまえば、戸惑うまでもなくシンプルなので頻用するに至り、結果StereoMonoizerの必要度が下がることになるでしょう。
なので、StereoMonoizerを便利と感じるのはLogic Pro以外のDAWをふだんお使いの方なのかなと思います。
ちなみにLogic Proでのモノラル/ステレオのインサートエフェクトにまつわる補足が何点かあるので記しておきます。
インサートエフェクトで’チャンネルを減らす’ことはできない
インサートエフェクトにはプラグイン自体にモノラル/ステレオ/サラウンドの区別があり、モノラルからステレオという風に’チャンネルを増やす’形式のプラグインはスロットに挿せますが、ステレオからモノラルに’チャンネルを減らす’プラグインは挿せません。どうしてもモノラルっぽくしたい場合はdirection meterを使い、センターに定位させたステレオチャンネルとして出力します。
上位スロットのチャンネルは下位スロットのチャンネルに縛られる
たとえば、チャンネルストリップのインサートスロットにモノラルのインサートが3つ挿してあるとき、
モノラル |
モノラル |
モノラル |
いちばん上や真ん中のインサートエフェクトをステレオエフェクトに挿し直すことは原則不可です。
こういう場合は、後続のインサートをOption押しながらいったん他のチャンネルストリップに移設(移設するときにOptionを離す)して、「下位スロットのチャンネル数」の制約を一時的に取り払ってから当該のインサートをステレオに変更し、先ほどよけたインサートを戻すといいです。
なお、モノラル状態のエフェクトの設定をコピーしてステレオ状態のエフェクトにペーストすることは可能なので、たとえばステレオエフェクトに変更するだけで設定がすっ飛んでしまうような不便なエフェクトをお使いの場合には活用したらいいかも。
俺的 5 innovative plugins from the past few years
を便乗で列挙しようと思ったんですが、最近は特にないです。
便利でずっと使い続けているものならば…こんなとこでしょうか。
- FabFilter Pro-Q 2
- iZotope Nectar
- Le456
- UAD Pultec
- WaveArt Panorama 5