ホームスタジオでのミックスにおける3つの間違い

ちょっとだけ古い話題ですが、そういう動画。
ご案内は恒例、 Recording Revolution の Graham Cochrane。
細かい説明は動画のCCで確認いただくとして、おっしゃる間違いとは次の3つ。

  1. ゲイン上げ過ぎ
  2. ミックスバスにぶっ込み過ぎ
  3. 高サンプリングレートを信用し過ぎ
3 Biggest DAW Mistakes Home Studio Owners Are Making - Recording Revolution
3 Biggest DAW Mistakes Home Studio Owners Are Making – Recording Revolution

海外のこうしたチュートリアル動画では Sweet Spot という言葉がよく使われていて、たとえば特定のギターの最も’らしさ’が出るフレットとか、あるボーカリストの最も魅力が出る音域や発音とか、オケに埋もれない穴場の定位とか、レイヤーさせたシンセベースで低域が失われないちょうどいい位相同士など、要するに良さが最大限に出る状態のこと。
レコーディングに限らず Sweet Spot に関しては演奏者も考える点で、ワンランク上の方々の演奏は楽器の良さだけでなく内容も練られていますからね。その辺りのセンスが良ければ年齢関係なしに評価されます(ただし評価する側にセンスがないと話にならない)。
今回の場合でいうと、これはプラグインの動作やDAW自体のミキシングアルゴリズムが最も効果的に機能する状態。
デカい音で入力しても潰せば何とかなるとか、潰れにくいコンプレッサー探しをするのも別に無益じゃないけど、適正な入力値でもってバランスを取って絶大な効果が出る経験をしとくとこの先のミックスが圧倒的にラクになりまっせという話。偶然や行き当たりばったりに依存せず技術として持ちましょう、ってことですね(耳が痛い)。

同じ話題は Musician on a Mission の Rob Mayzes も言ってて、6 Gain Staging Mistakes That Everyone Makes (Are You?) | musicianonamission.com – Mix School #31の動画では具体的に数字と実例を示していてすごくわかりやすいです(イギリス英語なので聞き取りにくいときはCCをOnに)。
大まかにまとめると、最大の効果を得るためにまずゲインを定め、フェーダーはバランスを取るために使え、ただしマスタートラックのレベルもちゃんと見ろ、という話になりますね。
Robは動画の途中で「ルールではなく、ガイドラインだ」と言ってますんで、参考程度にするもよし、倣うもよしとしときましょうか。

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