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パターンが壊れたとき

たまたま見かけたDesign Milkの壁紙紹介。
Smashing Magazineもカレンダー兼壁紙をよく配布しているねえ。

引用されているのはアメリカの詩人Tuli Kupferberg

When patterns are broken, new worlds emerge.

という言葉。
訳すなら「パターンの尽きるところこそ新天地」とか、この画像になぞらえるなら「パターンのすき間に光差す」というところか。
このくらい短い文章だと原語のままでも解釈のゆとりがあるので、本来むやみに訳すべきじゃない。
日本語でもそうだけど、解釈の幅を持たせたまま丸ごとドンと受け取ったほうがいい。

patternsは模様とも枠とも解釈できるし、brokenは壊れるともついえるとも解釈できる。
break patternsさせたのは誰か(何か)は示されていないし、自然にbreakしちゃったかもしれない。
worldsは世界とも視野とも解釈できるし、unveilでもappearでもなくemergeと言ってる。
出現するさまを眺めるってより、もともと在った(のに気づけてなかった)ものを知覚できるようになるって感じか。
もちろんこれも僕にとって都合のいい解釈。
心理ゲームのように、どの言葉を自分が意識したかで自分が抱えるコンプレックスがわかるみたいなもんだ。

解釈の幅を持たせたまま受け取って、そうしてだいたいの場合勝手に感動したり、勝手にショックを受けたり、勝手にくだらないと決めつけたりする。そのくらい自分も他人も身勝手だと考えといたほうが傲慢にならなくていいね。

善悪判断を含めて固定観念にとらわれてないかとか、いま思いつく発想が全てじゃないなとか、自分が思うことが正解とは限らないなとか、僕は僕で思うところがある。
新天地とは、未開の地であると同時に頼るあてのないところという意味だ。
「自分との戦い」「自分探し」なんて常套句で美化されたり矮小化わいしょうかされたりしてしまうけど、内臓も脳みそもそれを包み込む皮の膜も経験も全部そこでは持ち込み不可なんで、好奇心が不安を上回るヤバい状態でもなければただの数秒で気が狂うだろうと思う。まあそういう状況でサバイバルよろしく食べて命つなげられるものを探すのが好きなのだけども。

カテゴリー:雑記

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