ジャスティン・ビーバーかHit Meだと思いました? 残念、ゲイリー・ウィリスでした。
ということで、冬休みの宿題めいてますが採譜。 Tribal Tech のSpeak(スタジオ版)です。
さんざん繰り返し聴いた曲(Face Firstほどでもないが)なので個人的には特筆するようなこともないんですが、このバンド自体はけっこう自分に影響を与えたものなんで第三者から見て僕っぽいと感じられる部分も多少あるだろうな、あったら有り難いなと思います。
初期〜中期まではザヴィヌル臭の強いバンドというのがある種二つ名のようであったものの、けったいなメロディと、事も無げにそれを実現する演奏能力、一方で茫洋とした抽象曲がアルバムにでんと居座っている、とまあ、どう考えても一般受けガン無視。もちろん腕は確かなんで崇拝者は大勢いるようですが。現在の4人組に落ち着いてすぐは肥満率5割だったんですが、今はベーシストまでお太りになって7割5分と。唯一細身のスコヘンが相対的に病気に見える有り様です。
ト書きはさておき、曲自体はシンプルな構成ですが、白眉はベースのメロディアスなソロ。白眉ってか、それ以外にあんま見るとこがないです。フレーズの繰り返しを使用したソロの組み立てが見事で、スタジオ版であるせいか、見せるソロってより聞かせるソロって感じにまとまっています。Bメロに戻る直前、駆け下りながらきっちりリフに戻ってくるところは非常においしいですね。
あ、正月休み明け納期の仕事あるんで、冬休みの宿題の採譜はたぶんこれで終わり。