Tone2 “Electra2 2.6″がよりいい感じに

結論を先に書くと、Tone2 Electra2 、見た目は変わらないものの細かい部分で音質の改良や実用的な機能追加が行われ、プラグイン単体としての完成度がさらに高まったアップデートとなっています。
補正用にDAW側でインサートエフェクトを挿す必要がほとんどなくなりました。

Electra VST AU plugin - The most powerful synthesizer

Electra VST AU plugin – The most powerful synthesizer

目立った機能のみ記していきます。

  1. ゲートリバーブの追加
    長いこと一般に無用の長物の代名詞でもあったゲートリバーブが追加となっています。昨今のレトロサウンド流行を受けてのものと思われます。
    リバーブ長がBPMに同期可能っていうのはなかなか新鮮な印象を受けます。
  2. Laser Punchエフェクトの追加
    Saw Waveの波形にアレゲな効果を加えるもの。
    サイケトランスを作る人にとってはなかなか都合のいい、アグレッシブなサウンドです。
  3. フィルター種の追加
    Tone2製品はフィルター種がやたら多いのも特徴ですが、それ以上に他に類を見ずGoodなのが、他のシンセ音源だとレゾナンスを強めるごとにどうしても余韻が長く残りがちなのに対して、リリースのキレがいいまま保たれること。
    新しく追加になったLP Butter, LP Tone2, LP Ellipticについても同様、サウンドのカラーを主張しつつもキレがいいので、せっかく自分好みのサウンドになったのにシーケンスフレーズとの相性が悪くて使えないなどという問題に悩まされることがほぼないと思います。
  4. Analogという波形倉庫の追加
    コレ自体はどうってことありませんが、リーチしやすくなったのはいいと思います。
    Pulse PWのみ、PWノブでの変形が可能になっていて、しかし実質WavetableのVA Square Impと動作は変わりません(位相だけが逆)。

概して、よりブリリアントな音がより軽快に鳴らせるようになったと思います。
あと、人知れずCC#121の初期設定が廃止されたっぽい(以前から?)。

いいことばかり書いてもアレなので、気になる点、改良を希望する点なども。

  • この2年ほどでTone2の進化が凄くて驚いているのは事実なのですが、それに伴って以前も指摘したようにメニューがどんどん見づらくなっています。
    エフェクターの種類が増えているのに、同時に使える数が少なくて頭を抱えるシーンも多いので、エフェクトラックが充実してくれることを祈っています。
    またMacのPluginsフォルダがしょうもなく散らかるので、プリセットフォルダの位置は変えてほしいし、保存時の場所も独自に記憶してほしいところ。
操作性 ★★★☆☆
レスポンス ★★★★★
音質 ★★★★★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA