スウェーデンの音楽業界でセクハラスキャンダル

スウェーデンのDagens Nyheter紙が2017年11月17日に、スウェーデンの音楽業界に携わる女性プロデューサー、アーティスト、ソングライター、DJ、マネージャー、A&R、ブッキングエージェント、パブリッシャーなどが名を連ねるOpen Letter(新聞などに掲載される公開状)を掲載したようです。
その数は1993名にのぼり、Open Letterに赤裸々に綴られているのは、彼女たちがその職務において暴行やセクハラ、差別的な扱いを受けたこと、および抜本的な改善の要求。

Swedish music industry rocked by sexual assault scandal as 1,993 women sign open letter - Music Business Worldwide

Swedish music industry rocked by sexual assault scandal as 1,993 women sign open letter – Music Business Worldwide

Nearly 2000 women call out sexual harassment and abuse in the Swedish music industry | Complete Music Update

Nearly 2000 women call out sexual harassment and abuse in the Swedish music industry | Complete Music Update

2192 kvinnor i musikbranschen i uppropet #närmusikentystnar: ”Jag vågade aldrig berätta – då kanske jag inte skulle få sjunga mer” - DN.SE(スウェーデン語)

2192 kvinnor i musikbranschen i uppropet #närmusikentystnar: ”Jag vågade aldrig berätta – då kanske jag inte skulle få sjunga mer” – DN.SE(スウェーデン語)

1993(現在2192にまでなっているっぽい)名の顕名リストもDe 2192 kvinnorna i musikbranschen har skrivit under uppropet #närmusikentystnar – DN.SEで確認できます。

具体的な事例(全部は見られなかった)、そしてざっとですがこのように記されているようです。

公開状に記された出来事は、ここに記してくれたから知ることのできた出来事、すなわち氷山の一角にすぎない。至る所でこのようなことが起きている。
不眠不休の音楽業界にあって私たちは弱い立場であるからとセクハラを増長させてはならない。
雇用契約解除のリスクがあるとしても、私たちは結束し、そのようなことを行うものや隠匿するものを追求する。

で、Sony Music Entertainment SwedenのMark Dennisは、

現在の音楽業界が抱えるダークサイドが公衆の目に触れたことになる。根本的な不公平の解消に我々は努める。また構造的な問題があることも認めなくてはならない。

と表明。
北欧Universal MusicのPer Sundinや同じく北欧Warner MusicのJonas Siljemarkも呼応し対応を宣言しているとのことです。

印象的なのはpower demonstrationという言葉。
辞書に載ってないので文脈での勝手解釈になりますが、示威行動というか、自分の立場や権力などを示すための行動を指すんじゃないかなと思います。
アカハラ、セクハラ、パワハラをなかなか端的に表した言葉じゃないですかね。

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