【終了】Cakewalk “Sonar”

Sonarユーザーではないので、一昨日だかの報道にも「Gibson、またかよ」という感想しかなかったんですが。
ちょうど先々週だったか、DTM OnlineにSonarユーザーの方がレッスン希望のコンタクトを取ってこられたようで、兼時さんから「Sonar、いけます?」と打診があって「触ったことないんで無理っすぅ」とお答えしたところでした。

いっときカラオケデータの制作のヘルプをしていたとき、検品担当の方がSonarでチェックされる方で、あれってどうやらRPNが1パッケージで扱える(XG-Worksもそうだった)一方、別のDAWで複数のRPNを因数分解風に書いたSMFを読み込むとハチ切れてしまうみたいで、「直しておきました」と2,3度連絡をいただいたことがありました。「そういう仕組みみたいですね」と認識を共有しようとしたら興味の無さそうな返事が来たのが懐かしいです。
カラオケデータ制作業界の標準がSonarなのか存じ上げませんが、Sonarが息絶えたらやっていけるのかな…?とちょっと心配になりました。が、最後1曲分のギャラが支払われてませんし、知ったことではないです。

Sonar使ったことないのに、「Sonarでボーカロイド立ち上げるの、やり方わからないから教えて」と電話が来て、寝てるとこを起こされたこともありました。
だからってワケでもないんですが、Sonarに対するイメージ、僕はあんまりよくない。


Gibson Kills Cakewalk

Bobby氏がこのSonarの件で、開発終了の明確な理由が記されていないことに言及しています。

» Gibson Kills Cakewalk – Bobby Owsinski’s Music Production Blog

たしかにコメントを見ると、まるで新郎の職場の代表が一言だけお祝いを言ったあと延々と会社の自慢話を続ける結婚式の挨拶にも見えます。
Gibsonのオーディオ関連業務はコンシューマー向けにガッと絞られていくのではと推測されていて、同じくGibson傘下のTEACやKRKにとっちゃマズい展開のようだと記しています。


Gibson just killed Cakewalk, because Philips?!

CDMも似たような…というか時系列的にBobby氏の記事より前ですが、やはりGibsonがKillしたという論調です。

» Gibson just killed Cakewalk, because Philips?! – CDM Create Digital Music

次の布石やライフタイム・サブスクリプションプランまで提示しておいて何なんすか、と。

さっき、CDMの記事を見返したら追記がなされていて、Gibson Kills Cakewalk — Synth ExpertによればGibson自身が巨額の債務危機に面してる可能性があるとのこと。
Sonar終了を受けて開発陣がどうなるのかも気になるところではあります。


さらに、Why Did Gibson Dump Cakewalk? | FutureMusic the latest news on future music technology DJ gear producing dance music edm and everything electronicでも当然関連記事が上がっています。

Why Did Gibson Dump Cakewalk?

知名度の高いブランドを売却せずに開発停止にしたのは不可解であり、サブスクリプションモデルを導入したことでかえって開発計画しにくくなったのが災いしたのではと推測しています(もちろんこれは決してソフトウェアの海賊行為を正当化する事象ではない)。
FutureMusicとしては、中国マネーが期待できないならばオープンソース化のほうがよかったのでは…という見解のようです。


あと、かつてMac版SONARは出さないのか?Opcodeのように潰れる心配はないのか?Cakewalk社長に聞いてみた : 藤本健の“DTMステーション”という記事があってその中で、絶対に大丈夫だとCEOが仰ってましたが。

--Opcodeのように消えてなくなることはない、と。
フーバー:はい、絶対に大丈夫です。当時はリーダーが誰であるかもハッキリしていなかったようですが、今回は役割分担も明確です。それより何より、GibsonのCEOであるヘンリー・ジャスキビッツがSONARの古くからのユーザーなんですよ。ヘンリーから直接、私に「これは、どうやって使うんだ?」なんて電話がかかってくることがありますからね(笑)。

さすがに「私自身も懸念しているんです」なんてCEOが答えるわけないし、一定の購読数を得ている藤本さんも「警戒しましょう」などとは書けません。

ひとまず、Gibsonに買われることは死刑判決であるみたいな都市伝説がさらに補強された形なので、しばらく不穏な感じが続くかしれんですね。

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