Sensel Morph が面白そう

The Pro Audio Filesで、 Sensel  Morph というコントロール・サーフェスが取り上げられています(※コントロールサーフィスと書きたいのだけど一般的じゃないようなのでサーフェスとします)。
The Pro Audio Filesでは” The Morph “と紹介されていますが、製品名としては” Morph “らしい(8 Things Considered at NAMM 2018 — Pro Audio Files)。

Shop the Sensel Store
Shop the Sensel Store(https://sensel.com/)
All | Sensel
Get the Sensel Morph
All | Sensel
Get the Sensel Morph

タッチパッド表面の、文字通りサーフェスをPCキーボードやタブレット、ゲームコントローラーやジョグコントローラのものにすげ替えることで、それらの入力デバイスをこなすもので、2015年くらいにKickstarterに登場してそこそこ話題になっていたようです。

なので、音楽に限定された用途では決してなく、NAMMへの出展は音楽畑の方へのプレゼン目的なのでしょう。
発想としてはすこぶる新しい!というものでもない(作るのが簡単という意味ではない)のですが、何よりも開かれたツールになる可能性がある点で期待が募ります。

今年のNAMMには今ひとつグッと来る製品がないと感じていたのだけど、おそらく自分のいま現在の関心にマッチしていないんでしょうねえ。
それか、同様にレポートする方の関心が界隈のベクトルにマッチしていないとか、レポートから僕が読み取れていないか。
で、思うに、音楽デバイスも音楽を扱うだけじゃ保てなくなってきてるかもしれんと最近感じ始めていて、それで先の記事が目に留まったのかもしれません。
現地の空気感を味わったらまた別の感想出てくるかもしれませんけど。

さて感度やタッチ位置の正確さに疑問ありますが、大事なのは価格帯と、あと先に記したように、開かれた環境。
iPadじゃダメなのかっていうと、やっぱペダルボード踏むような感覚でiPad踏みたくないなあと個人的には思っちゃう。
壊れてもある程度安価で買い換えられるものを持ち運びたい。…いや、仕組みのせいでけっこう高いか。
まあ、それを言ったらMorphを持っていってもPCを置く場所作んなきゃいけないじゃんって話になりますけども。

果たしてこれきっかけで音楽とそれ以外の畑がつながるような作品が生まれるのか。見守っていきたい(=買わない)と思います。