立て込みっぱなしの毎日が続く中、今日はたまたま並行進行中のあれこれの色んな一段落が重なって辛うじて時間の余裕が出来たので(とはいっても急な連絡に対応できるように20時までは在社した)ご案内いただいていた福田ハジメさんの心機一転のライブへとダッシュで向かいました。
以前日記に書いた音の彫刻展、あれも非常に面白い展示でありライブでありましたが、イベント後のジャンベ奏者の茂呂さんやピアノパフォーマーの福田さんとのご挨拶&談笑がことさら面白くて、ダブル上映的にすごく印象深い一日だったのですよ。
その茂呂さんと福田さんとのお話し中、まさにお話し中、福田さんはアートディレクターの端さんに自身の活動の葛藤を見抜かれ、檄を受け、その場で心機一転を図ってのライブを決意し、イベント日時も決めてしまいました。今日のライブはそれでした。
ライブは非常によかった。
たぶんまだ途上なのかもしれないなと感じたけど(つうか多くの表現者は大概いつを切り取っても途上なのだろうが)、それにしても充分でした。
充実したキャリアがそこかしこに滲んでいました。そして、とにかく「間作り」の良さが際立っていました。
「間」を作れる人って、数手先を読めたり、時間の逆読みをできたりするのに近いかもしれません。即興とはいえ頭の中に全体像が完成されていて、それを再現出来る人じゃないと、なかなか適切に`ここは弾かない’とか`ここは充分待つ’とか出来ないんじゃないかなってふと思いました。行き当たりばったりや思いつきではない「即興力」っていうのがあるとしたら、こういうものなのかもしれません(行き当たりばったりでも適切に`弾かない’選択を出来るのはもっと凄いような気がするけど)。
いわゆるロマンチストって掃いて捨てるほどいるように感じるんですが、そこに純粋さだとか素直さが伴われている人って案外少ないかもしれませんね。
とにかく、いいものを見せてもらったって感じです。