Archive for 10月 2007

「なんかいい」周辺

またフィードが壊れてたっぽいので直しました。RSS1.0受け取るのがいちばん無難かも。

ちょっと久しぶりになってしまいました。10月末辺りから仕事が重なり始めてます。
日曜日にシメキリの仕事があって、今日(金曜日)中にギターのレコーディングをしなくちゃならなかったんですが、午前中、10時半くらいでしょうか、別なところから「今日中に楽曲をアレンジをしてデータを下さい」とかビックリするようなことを言われましてですね。そりゃ一日中自宅でデスクに向かって仕事してるんなら片付けられますけど、他にも仕事があって留守にすることもあるんでー。即日欲しいというのはちょっと。
ただの平日なら最悪でも徹夜して翌日朝イチには仕上げますけど、週末となると徹夜したところで土曜日にコンタクト取れないんじゃしようがないわけで。ということで煩悶としつつ。煩悶っていうのはお金の話で。ギターのレコーディングが必要な仕事のほうがお金の面では10倍以上高いので、もしそれを中止して優先的にアレンジのほうをやらなくてはいけないのであれば、そのフイになる分の金額も含めてもらえないとただこちらが損をするだけになってしまいますよね。

余談が過ぎました。

ちょっと話題古いですけどすいません。いわゆる「なんかいい」がらみの話なんですけど、以前某所に書かれていたのは、「なんかいい」で終わらせないで「なんか」が何なのかを突き詰めようぜ、特にクリエイティブな仕事をする人、って話でした。それはすごく大切なことだと思っていて、加えて大切なのは「なんかいい」という感触を自分自身で捕捉することとか、そのぼやっとしたものを否定しないことだろうなと。
漠然と思うのは、「なんかいい」って価値判断って極めて内的/内発的というか、他人に依存しない感覚だと思うんですね。何かをいいと感じるときに、経験に基づいて形成された自分の尺でもって判断する場合と、まだ見ぬ何かに得体の知れぬ肯定的な感情の高ぶりを感じる場合とがあると思って、後者のときに「なんかいい」と感じるだろうなと。
作り手として、聞き手にそういう得体の知れぬ肯定的な感情を誘発するような要素を持った作品を作るには途方もない労力もしくは閃きが必要だと思うんですけど、それよか作る早さや確実さを競うのが今のご時世で、やれ3ヶ月に一遍はシングルを出さないと存在を忘れられてしまうとか、そんなスケジュール的な心配が先立って必要になってしまっているのは凄く残念ですよね。シメキリを落とさずに確実に作品を仕上げるのも大事ですけど、そのぶん「なんかいい」ものが生まれる機会が失われているとしたら、これもまたちょっと残念な感じ。
Tumblr.やってて、(引用/紹介目的を兼ねるため必要な情報を補いつつ)方々から印象的なものをクリップさせてもらってます。当初は単に気に入った写真やらポストしてたんですが、その時代は終わったというか、それだけじゃ飽き足らずというか、特に最近は「なんだかよくわからないけど、面白さを感じる」ものに目を向けてアチコチ見て回っています(こういう変化をもたらしてくれることに凄く感謝しています)。この行為の中で、FriendsのPostを見るのはかけがえのない時間で。言葉少なに貼り付けられたものであるお蔭で色々分析することができるというか。おそらく変にデザイナーとかイラストレーターとかの知識がないお蔭で、まさしく「なんかいい」が何なのか考えるきっかけを毎日のように得ているんじゃないかと思ってます。

「誰々みたい」

曲を聞かせたり演奏を見せたりした後に、「かっこいぃー!誰々みたいー」とか仮に可愛い女の子に言われたとしてもあんまり嬉しくないよねーなんて、今日の日中そんな話をしとりました。
ちょっとエレクトリカ調の凝った曲を作ったら「すごーい!ビョークみたーい!」って言われたり。ちょっとジャズフュージョンチックな曲を作ったら「すごーい!カシオペアみたーい!」って。

というか、似ているといわれて嬉しい人と嬉しくない人はいます。やっぱね。
でも基本的には嬉しくありません。
ありがたいことにそれは最大級の賛辞のつもりかもしれなくて、もちろん悪気もないんでしょうけど、「オリジナリティがありませんね、あなた」とか「真似してるんですよね?」と言い換え可能なもんで(それを卑屈という人もいるか)、両手放しでは喜べないんです。ボクは。
ほんで、一方で「誰々みたいー!」と言っている誰々が超超マニアックな人だったりすると、どう返答していいかわからなくもなったり(「なんかいい」と言われるより遥かにマシか)。

これは言わずもがなですけど、めいめいがオリジナリティを追求しているんでね。応援するつもりならウカツに「誰々みたい!」って言わないほうがいいよなーって思います。むろん彼らなりの賛辞なんだろうとボクらは(っていっちゃマズいか、少なくともボクは)受け止めますけど、でも「彼らなりの」なーんて形で受け止められて言ったほうも嬉しいですかね。…あー、そこまで考えないのかな。

オリジナリティを追及する過程で意図的に誰かの作品に似せたり、クライアントからのリクエストに手っ取り早く応えるためにどうしても似せなきゃいけなかったり、いわゆる王道なコード進行や王道な楽曲展開で攻めるのが順当だろうと判断した結果だったり、それ以前に、誰かからの影響はどこかしらに出ちゃったりもするんで、実際聞き手に‘似てる’と感じさせてしまうことはあるんですよね。

なーんて書いてはみたものの、ボクも大して深刻視していないのが事実だったりします。自分も何かの拍子に言っちゃいますしね。

立体音響

ずーっと前にいわゆる3Dオーディオに対する私見を書いたことがありますが、でもあれは商売的にこのタイミングでどうなのよって話で。
で、あの後も折に触れて立体音響とかなんとか、仕事の内容に関わる場面も含めていろいろと話題に上ることが多くて、そのたびに考えたり思ったりしています。
そうそう、いわゆる多チャンネルのサラウンドはさておき、ここでは2つの音源によって立体音響を再現する話。

根拠を提示できない、経験的なというか感覚的な話になってしまうんですけど(今後クビを突っ込んでいくかもイマイチ定かでない)、バイノラル録音をしたものを聞いてもまだそんなにリアリティをボクは感じられなくて(ホロフォニクスは比較的良かった)、よほど録音時の集音機器と自分の外耳の形状や耳同士の距離とが違うのかもしれないなと思っているわけです。自分の外耳の形や耳同士の距離みたいな物理面が全く同じ状態で録音できれば、さぞかし(自分にとっては)リアリティのある音が記録できるんだろうとは思うんですが、現状で自分が録ったものは自分にしか堪能できない、としたら、こりゃ随分切ないよなと思ってしまうわけです。個人間の感覚の差異を吸収することができればこれはすごい(ホロフォニクスは詳しいことが秘密になってるのでわかりませんが)。たぶんどこかで絶対研究してるはずですが。

環境音なんかを録音して聞くのであれば立体音響って楽しいんですけど、それ以外だとあまり楽しいって感覚を持ったことがありません。楽しいっていうより、なんだか「奇抜!」って印象が先立ってしまって。
音楽ってことになると立体音響がどう活かされたらいいんでしょうね。ボクの理解の範囲でいうと、残響のない状態だと位置が固定された音源の定位は判断できないと思うんですが、かといってやたらめったら音の定位が動くのも結局奇抜な手法に過ぎないと思えるし、かといって残響に依存して立体定位を作るのが前提になった音楽ってのも聞いてて楽しいかなあって思ってしまいます。というか、もうこの辺りになると、音楽を作る上での根源的な話になるというか、立体音楽を聞く経験が積まれていないとその手の音楽に対しての許容が生まれない「このハト野郎!」とかいう話になるというか、待て待て、経験を積まないと楽しめない立体音楽に対して果たしてそれまでの非立体音楽は経験が全く積まれていなくても楽しめたものなのかどうか、などといった、できれば後回しにしておきたかったややこしい話が絡んできてしまうので、現段階ではあまり突っ込まないほうがいいかなと。

全編サラウンドミックスされたアルバムなんかも最近はちょくちょく出ているようなので、ひとまずそういうのを聞いてからいろいろ考えるようにしたほうがいいかもしれませんね。今日は余談てことで。何が書きたかったかというと、今後の立体音響の活用の場の話。いや、漠然とですけどね。書いたら何か面白いこと思いつくかと思ったんですけど、そんなことはなかったみたいです。

SSLの会-3

2007年9月14日に某所で酒を飲みながら行なわれたセッションの模様。メンツは明かしませんが、強烈なメンツです。1時間ほどやっていたうちの、第1部。
録音されたファイルをもらって、なんやかや色々いじって遊んでたのでエラい音になってますが、あまり気にしないで下さい。まあ、演奏中もかなりトんでたんですけどね。

Get the Flash Player to see this player.

# All Rights Reserved.

powered by Flash MP3 Player

「大丈夫」

10月。今年も残り少ない。かも。

大丈夫という当たり障りのない口癖

そういえば、先日、親戚の家に行ったときに、何かの会話の拍子に「あー、大丈夫」って言ったら、「今の子って大丈夫って言うよねー」って言われました。今の‘子’って言える年齢じゃないけど。
うーん、口癖ではないんだろうけど、確かに当たり障りのない返答として「大丈夫」って言う傾向が自分にあるなあと思いました。
自分だけじゃなくて、けっこういるのかもしれませんよ。下手したら「超なんとか」とかいうより頻度高いかもしれません。

意思をぼかした返答とも言えるし、半ば相手に対する拒絶気味な返答とも言える。
「大丈夫」って答えがかえってくると想定せずに「大丈夫」って答えが返ってくると違和感あるかもしれませんね。

ライブ

10月20日、ネイチャーズに鍵盤でゲスト出演することになりそうです。確定? たぶん。で、たぶん、ぶっつけ本番。
鍵盤は持っていかない予定ですが、MacBookを音源代わりにするようなことはあるかも。
鍵盤借ります。たぶん。>じーちゃん
すすきのSlowHands 21:00くらい、でしょうか。詳細はLinちゃんのBlogとかMixiとかで見られると思います。他力本願ですいません。

CD

尊敬するStudioRiccioのボス、塚原さんのアルバムに楽曲提供させていただきました。リリースは恐らくまだ先ですが、塚原さんの手によるアレンジも加わり、とても壮大なことになっております。
珍しく鍵盤とベースを弾いて録ってます(いつもは打ち込む)。
夏の初めくらいに超やっすいフレットレスベースを買ったんですが、ノイズはさておき予想よりもかなりいい音だったので気に入ってふだんから使っていて、このレコーディングでも使わせてもらいました(アコベは曲調に合わないので断念)。磨いて磨いて今はボディがけっこうツヤツヤに。
発売について詳しいこと決まったら、改めてご報告します。

ゲーム

夏場、開発に携わったゲームのほうは来年の春ごろ発売になるのではないかと。こちらも詳しいことがわかれば(&告知OKになれば)ご報告します。

携帯

着うた載ります。キャリア、機種ともまだナイショ。